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ローンの選び方

「平成28年度民間住宅ローンの実態に関する調査」 住宅ローン融資の金利タイプは変動金利が最多

国土交通省が実施した調査から、民間金融機関の住宅ローン供給状況を見てみましょう。

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☆ 「民間住宅ローンの実態に関する調査」

前号に続き、「民間住宅ローンの実態に関する調査」から、住宅資金計画の参考となるデータを見ていきましょう。なお同調査は、住宅ローンを供給している民間金融機関を対象に国土交通省住宅局が毎年実施している調査です。
 平成28年度は、平成28年10月〜同年12月に表1で示した民間金融機関に対して調査を実施しています。
 表2は民間金融機関が融資を行った「個人向け住宅ローンの新規貸出の金利タイプ別件数」です。 平成27年度に最も多かったのは「変動金利型」53・2%(前年47・0%)で、平成22年度から1位を維持しています。次いで「固定金利期間選択型」29・7%(前年34・3%)、「証券化ローン」7・9%(前年6・1%)、「全期間固定金利型」が4・7%(前年5・6%)となっています。
 長らく金利が低下傾向にあるため、「変動金利型」が有利と考える新規利用者が増えたものと推測されます。一方、「フラット35」などの「証券化ローン」や「全期間固定金利型」は、金利がさらに低くなるのではないかという見方から、選択する人が少なかったものと考えられます。
 「固定金利期間選択型」を選択した人の内訳を見ると、固定金利期間10年を選んだ人が58・0%と最も多く、前年度(51・3%)に比べて6・7%の増加となりました(表3)。「フラット35」などの「証券化ローン」は全期間固定金利となるため、平成23年度は1・4%と低い割合となっていましたが、その後はわずかに増加しています。

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☆ 融資審査のポイント

 

「スコアリング方式」とは、住宅ローン融資の申込者のデータ(年収や返済負担率等)により審査項目ごとに点数を付け、その合計点によって融資するか否かを決める方法です。
 長期・固定金利の住宅ローンの融資に対して「スコアリング方式で審査を行っているか」を尋ねた調査項目では、「スコアリング方式では審査を行っていない」は56・1%で、前年度(59・7%)からわずかに減少しましたが、引き続き最も多い結果となっています。
 一方、「スコアリング方式により一部審査を行っている」は27・6%で、前年度(24・7%)に比べてわずかに増加しました。また、「スコアリング方式を中心にして審査を行っている」は16・3%で、こちらも前年度(15・5%)に続きわずかに増加しました。
 平成28年度調査では「完済時年齢」「健康状態」「借入時年齢」「担保評価」「勤続年数」「年収」「連帯保証」が90%を超え、上位項目となっています(表4)。
 注目したいのは「融資可能額(融資率)」を考慮すると回答した金融機関が減少していることです。「購入の場合」で平成27年度90・7%から平成28年度は81・3%へ、「借換えの場合」は平成27年度88・4%から平成28年度76・3%に減少しています。また、「カードローン等の他の債務の状況や返済履歴」も、平成27年度77・5%から平成28年度は64・8%に減少しています。これは、より多額の融資を受けやすくなったと見ることもできますが、だからといって後に返済が厳しくなるような資金計画は控えたいものです。よりスムーズで確実な融資を受けるために、これらのポイントを踏まえてマイホーム取得計画を進めることも大切です。

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