NEWS

土地・住宅ローン

かふうWEB > 資金 > 土地・住宅ローン > ローン基礎知識 > 「つなぎ融資」は一時的ローン

ローン基礎知識

「つなぎ融資」は一時的ローン

マイホーム購入代金を支払う時に、住宅ローン融資実行が間に合わない時などに利用する、一時的なローンがあります。

資金

☆ マイホーム購入と住宅ローンの流れ

今回は、新築分譲マンションや建売住宅を購入する場合の代金支払いを例に見ていきます。表1はそのおおまかな流れです。
 売り主が物件を広告できる時期は、宅地建物取引業法によって建築確認合格後と定められています。住宅が竣工(完成)しないうちに広告することを不動産の業界用語で「青田売り」といいますが、モデルルーム見学などで物件が気に入れば「青田売り」の段階でも売買契約を締結することができます。その際に手付金を支払います。
 手付金の額は宅地建物取引業法によって購入価格の2割以内と定められていますが、売り主によっては購入価格の1割としている場合もあるようです。
 一般的に手付金は自己資金(頭金)で支払います。

続きを見る

☆ つなぎ融資が必要な場合

 

購入価格から手付金の額を差し引いた「残代金」支払いのため、金融機関に住宅ローンを申し込む場合の一般的なケースをみていきましょう。

 融資が決定したら、あとは住宅が竣工するのを待ちます。竣工検査合格後に、建物の表示登記を売り主が行います。表示登記が完了した時点で、融資を受ける金融機関へ売り主と買い主が一緒に出向き、ローン契約書や所有権保存登記の書類を作成して、その場で司法書士に登記申請を委任します。
「つなぎ融資」はこの段階で必要になります。というのは、売り主に「残代金」が支払われる前に買い主の名義で購入物件の所有権保存登記が行われ、さらに住宅ローンの担保として抵当権の設定登記がなされるためです。
■融資実行のタイミング
 民間金融機関が独自に提供している住宅ローンを利用する場合には、その金融機関の窓口で先ほどの書類を作成した時点で融資が実行されます。その場で振込依頼書を作成し、融資されたお金がマイホーム購入の「残代金」の支払いに充てられるので、「つなぎ融資」の必要がなくスムーズに進みます。

 一方、「フラット35」などのように、融資が実行されるまでに数週間の時間を要する住宅ローンもあります。そのような場合は、融資実行される時までの〝つなぎ〟として、住宅ローンとは別の〝一時的な融資〟を受けて「残代金」を支払っておきます。そして住宅ローンの融資実行となった時点で、そのお金で「つなぎ融資」を返済する流れとなります。
「つなぎ融資」に担保は必要ありませんが、ほとんどの場合、住宅ローンに比べて金利が割高となります。

☆ 代理受領なら必要なし

 

融資金を買い主(住宅ローン申込者)に代わって売り主が直接受け取る「代理受領」制度を用意している金融機関もあります。この制度を用いることを売り主が承諾する場合には、「つなぎ融資」を利用する必要はありません。
 
 代理受領の手続きには、売り主の押印や融資金の振込口座の指定が必要となるので、融資決定後に取扱い金融機関から「資金の代理受領に関する委任状」をもらって書式を作成した上で、ローン契約書の作成時に取扱い金融機関に提出します。
 なお、融資金から保証料や火災保険料などの諸経費が控除される場合は、この諸経費に相当する金額が売り主への「残代金」支払いに足りなくなるため、別途に用意しておく必要があります。諸経費が控除されるかどうかを、事前に確認しておきましょう。

資金に戻る >