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建てた後に掛る経費

取得者の資金計画④ 「家計の金融行動に関する世論調査」後編

マイホーム資金の調達は、初心者には思い描くのが難しいものです。
調査結果から住宅ローンに関する項目をチェックしましょう。

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☆ 約4割の家庭で、借入金がある

 前号に続き、金融広報中央委員会が行った「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」 (2017年)の調査結果から、マイホーム資金計画に関するデータを見ていきましょう。
「現在、借入金があるか」を尋ねた設問に、「借入金がある」と答えた世帯は39.7%(前年38.6%)、「借入金がない」と答えた世帯は59.2%(前年59.9%)で、前年とほぼ同じ割合でした(表1)。


■借入の目的、1位は住宅資金


 このうち、「借入金がある」と回答した世帯へ「借入の目的」を尋ねた設問の結果が表2です。
「住宅の取得(土地を含む)または増改築などの資金」が63.6%(前年65.8%)と、最も高い比率を示しています。
 過去のデータにおいても65%前後をずっと継続し、ほかの借入目的を大きく引き離している点も、大きな特徴です。
 マイホーム取得は〝一生で一番高い買い物〟といわれますが、多くの世帯が取得資金として住宅ローンなどを利用している状況が見て取れます。

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☆ 住宅ローン以外に必要になる費用

 

次いで「耐久消費財の購入資金」24.0%(前年25.0%)、「こどもの教育・結婚資金」が13.2%(前年12.3%)、「日常の生活資金」が10.6%(前年10.4%)と続きます。
 これらの順位は例年通りの結果で、比率においても大きな変化は見られません。この結果を踏まえた上で、あらためて認識しておきたいポイントがあります。
 回答項目に挙げられている「教育資金」や「医療費」、「耐久消費財の購入資金」などのように、それぞれの家庭におけるライフプランやライフステージ、その時の貯蓄金額によっては、マイホーム取得以外にも借入が必要になる場合もあることです。
 それらをあらかじめ書き出して、「いつ」「何に」「いくら」必要になるのか、中長期的な視点を持った家計を考えたいものです。全体のバランスを図りつつ、無理のない資金計画を心掛けることが大切です。

■家計のバランス

「現在の家計全体のバランス」について尋ねた質問では、「資産(持ち家および金融資産等)と負債のバランスについては、意識したことがない」と答えた人が66.1%(前年67.2%)と最も多い結果となりました。
 続いて、「住宅ローン等の借入に比べ、資産の総額は時価で見て小さく、資産と負債のバランスに不安を抱えている」が14.1%(前年14.2%)、「住宅ローン等の借入があるものの、資産の総額も時価で見てそこそこあるので、資産と負債のバランスについて不安はない」が9.2%(前年8.1%)、「住宅ローン等の借入に比べ、資産の総額は時価で見て大きいので、資産と負債のバランスにはゆとりがある」が6.1%(前年5.7%)となっています。

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