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ローンの選び方

行動前に覚える住宅ローン用語・後編

マイホーム資金計画に取り組む際に理解しておきたい、お金にまつわる用語を紹介します

資金

☆ 用語を理解しよう

 マイホーム取得に向けて、いざインターネットで情報を収集したり、住宅ローンのハウツー本を開いたけど、見慣れない言葉がたくさん並んでいて、なかなか意味が分からずに困ったことはありませんか?
 そんなマイホーム計画初心者のために、住宅ローンにまつわる基本的な用語とその意味を取り上げます。

住宅ローンのタイプ
【固定金利型ローン】返済期間の開始から終了まで金利が変わらない(固定されている)ローンのことです。
 申込み時または融資実行時(借入時)に毎月返済額や総返済額が決定するため、返済計画が立てやすいといわれています。最初の数年間に適用される金利とそれ以降に適用される金利が別々に設定された「段階的固定金利型ローン」も、これに含まれます。
【変動金利型ローン】市場金利に連動して適用金利が見直されるタイプのローンです。
 一般的には半年ごとに金利が見直され、返済期間の5年ごとに返済額の再計算(再設定)が行われます。
【固定金利選択型ローン】住宅ローンの返済開始から一定期間の金利を固定するタイプのローンのことです。「固定金利特約型」とも呼ばれます。金融機関や住宅ローンの種類によって、固定金利期間が3年・5年・10年などに設定されています。
 この住宅ローンは「変動金利型ローン」をアレンジしたタイプで、固定金利の特約期間が終了する少し前にあらためて、固定金利期間の終了後に適用する金利タイプを「固定金利選択型ローン」または「変動金利型ローン」のどちらかを選択します。
【つなぎ融資】例えば一戸建てを建築するケースでは、住宅ローンを申し込んだ金融機関から融資金を受け取るまでの間に支払うべきお金(内金、着手金、中間金など)が必要な場合があります。その時に必要な分の現金が手元にない場合、その分を金融機関から一時的に借りるローンが「つなぎ融資」です。
 一般的に、住宅ローンよりも高めの金利が適用されます。

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☆ 登記に関する用語

 

【建物表示登記】建物を新築した場合には1カ月以内に建物表示登記をする必要があります。所在、家屋番号、種類、構造、床面積、所有者などを明確にします。
 建物表示登記は、一般的に土地家屋調査士に依頼します。
【所有権保存の登記】建物を新築した場合に、その所有権が誰にあるのかを明確に記す登記のことです。
 建物の所有権を持つ人を「登記名義人」といいます。
【所有権移転の登記】土地・建物の売買や相続などにより、その所有者が別の人に承継された場合に、登記名義人の変更を行う登記のことです。
【抵当権設定の登記】金銭消費貸借契約に基づく担保として不動産等に抵当権を設定する契約のことです。
 住宅ローンを利用した場合など、不動産に抵当権を設定する場合に行う登記のことをいいます。
【登録免許税】不動産を取得したときや住宅ローン融資を受ける場合には登記所(法務局)に登録する必要があり、その際にかかる税金のことです。
 住宅ローン契約に必要な登記は、前述した「所有権保存登記」「所有権移転登記」「抵当権設定登記」などがあります。
【司法書士報酬】「所有権保存登記」「所有権移転登記」「抵当権設定登記」などを代行した司法書士へ支払う報酬のことです。
 その報酬金額は、登記の内容や依頼する司法書士によって異なります。

☆ 返済に関する用語

 

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【総返済額】住宅ローンを契約した場合に返済する、元金と利息を合計した金額のことです。
【元金均等返済】元金返済に充てる額を毎月一定にし、元金残高に応じた利息を加算した金額がその月の返済額になる返済方法です。返済が進むに従って毎月返済額が減少していきます(図1)。
 「元利均等返済」よりも元金の減りが早いため、総返済額が少なくて済みます。
【元利均等返済】毎月の返済額が一定になる返済方法です。
 借入額に対する利息の総額を計算し、借入額と利息額を合計した総返済額を返済月数で割って、毎月の返済額を算出します(図1)。
 返済開始から年月が浅いうちは利息返済に充てられる割合が大きく、元金返済に充てられる金額は小さいため、「元金均等返済」に比べると元金残高の減りが遅くなります。利息額は元金残額に比例するため、「元金均等返済」に比べると総返済額は大きくなります。
【ボーナス返済】住宅ローンの返済方法の一つで、ボーナス支給月に、毎月の返済額とは別に一定額を上乗せして返済する方法のことです。「ボーナス(併用)払い」ともいわれます。
 毎月返済のみに比べると元金が早く減少するため、総返済額を抑えることができます。
【繰上返済】返済中のローンにおいて、毎月やボーナス月の返済とは別に、元金残高の一部または全部をまとめて返済することを「繰上返済」といいます。
 当初の予定よりも早く元金が減少するため、繰上返済する金額に応じて、支払うはずだった利息分の一部を負担しなくて済みます。
 一部繰上返済には、現在の毎月返済額を変えずに残りの返済期間を短くする「期間短縮型」と、当初の返済期間を変えずに毎月の返済額を減らす「返済額軽減型」の2種類があります。
【繰上返済手数料】繰上返済をする際に、住宅ローン融資を受けている金融機関に対して支払う事務手数料のことです。
 その金額は、金融機関やローンのタイプによって異なります。中には、繰上返済の手数料がかからない金融機関や住宅ローンもあります。
【借換え】住宅ローンの返済途中に、別の金融機関で新たな住宅ローンを契約し、それで得た資金で最初の住宅ローンを一括返済することを「借換え」といいます。
 借換前の住宅ローンよりも低い金利の住宅ローンに借換えることができれば、最終的に見た利息の支払額を軽減できます。
 なお「借換え」には最初の住宅ローンと同様、登記費用や借り入れる金額に応じた諸費用などが必要となります。ケースによっては、総返済額から考えると借り換えない方が良かったということもあり得るので、十分に検討した上で実行しましょう。
 住宅ローンを検討・選択する上で必要な基礎用語について紹介しました。今後もそれぞれのテーマを取り上げる際に、より詳しく説明する予定です。

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