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人が集う家

眺望抜群で室内広々。3階建ての三世帯住宅

3階建てのスマートなフォルムが印象的なTさん宅は、那覇の街並みを一望する高台の住宅街にあります。
1階に母親、2階に長女家族、3階に長男家族が入居する三世帯住宅で、フロアごとに家族それぞれの要望を盛り込んだプランを実現。
そんなTさんファミリーの家づくりストーリーを、2回シリーズでご紹介。
今週は家を構えるに至った経緯と、2階の長女宅の話を中心にお届けします。

こんな家!

☆ 家族の思いが三世帯住宅に結実。広さと眺望をもとに2、3階は姉弟で住み分け

 父親の実家近くに、両親のセカンドハウス的な家を建てる計画からスタートした、Tさん一家の家づくり。4年ほど前に両親と長女家族で話を進め、あとから長男家族が加わって、3階建ての三世帯住宅になりました。
 長女のTさんは、親との同居世帯を選んだ経緯について、「両親にとっては退職後のセカンドハウス。私たち家族にとっては、仕事柄夫婦そろって海外出張が多く、両親と一緒なら子どもたちに寂しい思いをさせなくて済む。そんな、双方が安心して楽しく暮らせる家ができればいいなと思っていました」。打ち合わせの最終段階で参加を決めた長男のSさんは、「実は計画途中で、父親が大病を患ってしまったんです。私と姉の2家族がいれば、どちらかが転勤になっても、もう一方が母親のそばにいることができるので」と振り返ります。
 そしていよいよ工事着工というときに、父親が他界。セカンドハウスではなく、三世帯の"ファーストハウス"としての再スタートを迫られました。土地の購入先から経験豊富な建築士の紹介を受けて、家族ごとに設計の打ち合わせを実施。計画変更になったことで当初の土地では手狭になり、高台の住宅街にある現在の土地を新たに求めました。
 各フロアの住み分けは、親戚をはじめ来客が多いであろう母親宅を、日常の階段の上り下りが不要な1階に配置。上階の割り振りはきょうだいで話し合い、広さを優先したTさん家族が2階に、眺望の見事な3階にSさん家族が入りました。外観にも気を配り、「周囲の住宅に対して圧迫感を与えないように」と極力ボリュームを抑えたフォルムになるよう要望しました。

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☆ ワークスペースをLDKに盛り込む。三世帯が行き来し合う潤いある暮らし

 

 新居は今年3月に完成。白を基調にしたシンプルな躯体に、駐車場側に大きくせり出した庇(ひさし)と開口部がリズミカルな表情を与え、ココア色に彩られた階段回りの外壁がアクセントを添えています。
 それでは2階の長女Tさん宅から見ていきましょう。さすが眺望より広さを優先したとあって、階段を上がると真っ先に目に飛び込んでくるのは、リビングの西側に広がるオープンなバルコニー。リビングの窓を開ければ内と外が緩やかにつながり、開放感が一段と高まります。
 「家族でラオスで暮らしていたときの経験から、夫婦そろって住居に広々とした開放感を求める点で一致していました」とTさん。大型のダブルベッドを楽々と収容した主寝室、バルコニーの植栽を眺めながらゆったりと入浴できるバスルームなど、一つ一つのスペースの広さもさることながら、間口の幅や天井高も、可能な限り広く高く設定しました。
 生活の中心であるLDKには、Tさんのライフスタイルに合わせてひと工夫。ダイニングの脇をキッズコーナーに充て、室内全体を見渡せる場所にワークデスクを配置しました。仕事中も目の片隅で子どもたちの様子を確認でき、ひと息ついて遠くに目をやれば、こだわりが詰まった室内の眺めを堪能できます。
 それぞれ独立した世帯でありながらも気軽に行き来できる環境が整い、生活に潤いが生まれました。「夕飯は3家族で一品ずつ持ち寄って、1階の母の家で食べています。毎晩にぎやかで楽しいですよ。内装や外観も気に入っていますが、何より三世帯が楽しく暮らせることが一番の財産ですね」
 世帯間で響き合う明るい笑い声が、Tさん宅の暮らしをいっそう豊かにしています。

建築・建設会社

  • ■ 有限会社東浜建築事務所
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