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夫婦+子ども

感性を刺激するコートハウス

整然とした街並みが広がる分譲地に、家族5人が暮らすコンパクトな平屋を新築したKさんご夫妻。 限られた敷地条件の下、3人の子どもの個室と広々としたコートを設置。 真っ白な外壁で覆われた屋内には、バスルームと連続したコートからたっぷりと光が降り注ぎ、開放感あふれる住まいに仕上がっています。

こんな家!

☆ 新居の必須条件は、「コート」「3人の子ども室」「平屋」

 Kさんご夫妻が希望したのは、白を基調にした平屋のコートハウス。「プライバシーはしっかり守りつつ、光と風を室内に取り込んで開放的に暮らせること」が基本軸にあり、そこに「3人の子どもたちに、個室を与えたい」との親心を添えて、設計の依頼先を探し回りました。
 幾つかの業者からプランの提案を受けましたが、Kさんの求める内容がどうにも土地のサイズとマッチせず、しばらく計画は難航しました。「土地は運よく抽選で購入できた宅地分譲地で、広さは約56坪。北側前面道路沿いに駐車スペースを確保した上で、コートと子ども室3室を用意するとなると、手狭になるからどこかを削って我慢するか、もしくは2階建てにしたほうがいいと勧められることがほとんどでした」とご主人。
 「2階建てにすれば個室も広くとれるから、子どもたちは喜んだかもしれません。でも、その当時で長男は既に中学生。あと数年で子どもたちが順々に家を出て行くことを考えると、夫婦2人で使うには広すぎるので」と先々の使い方まで見越していました。
 そんな折に、奥さまがネットを検索して、コートハウスの実績が多い設計事務所を見つけ、即座に連絡。すると対応が早く、Kさんの大枠の要望を的確に押さえた上で熱心に検討・提案してくれる姿勢に信頼感を覚え、依頼を決めました。
 最終的に落ち着いたプランは、南北に細長い敷地形状に沿って中央にLDと和室が延び、東側半分に個室とキッチンが並んで、西側半分がコートと水回りで構成された、一見シンプルなもの。それでも当初から要望していたすべての要素が、しっかりと満たされています。

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☆ コートと水回りが連続。将来の変化に追従する機能的な間取り

 

 シンプルな間取りのなかにあって極めて目を引くのが、コートの中央にあるバスルームでしょう。フルハイの折れ戸を開け放つと、コートと一体化したオープンな空間が出現し、またコートを介してリビングとも視線がつながります。設計事務所から提案を受けたときには、Kさんもやはり「ちょっと驚いた」そうですが、実生活上は機能面のメリットも数多く、「折れ戸を閉めると完全に独立したスペースになるし、懸念していた冬の寒さも問題なし。全開にすれば光と風がよく通るので、湿気がこもらずカビが発生することもなく、掃除も楽ちんです」。
 LDと平行して配置された個室は、キッチンを挟んで玄関側に子ども室が2つ、奥の和室側に子ども室がもう1つと主寝室がそれぞれ並んでいます。「どの部屋も3人で自由に使っているようです。勉強はダイニングですることが多く、部屋にこもるのは就寝時くらいですね」と奥さま。
 ダイニングと和室の間の戸を閉めれば、主寝室、和室、コートと連なるプライベートな空間の出来上がり。来客時の公私の使い分けも簡単です。また子ども室には、可変的な仕掛けが組み込まれており、「やがて長男が家を出たら、下の2人は玄関側の部屋に移し、残った1部屋の壁を取り払って、ダイニング、和室とつなげて広々と使うことも考えています」とのこと。さらにその先まで見据えて、「夫婦2人でも持て余すようなら、私たちは手頃な住居に移って、ここはシェアハウスとして貸し出してもいいだろう」と、各個室にはあらかじめインターネットの回線が引かれています。
 こんな風に将来を明確に見通せるのは、今の暮らしが充実していればこそ。リビングのソファに夫婦で腰掛け、コートから青空を仰ぐ。ダイニングテーブルを囲んで家族で歓談する。日常の何気ないひとコマが、新居の快適な住み心地を雄弁に物語っています。

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