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勾配天井で開放的。爽やかな平屋

南仏調の意匠をまとったSさん宅は、夫婦と子ども3人が暮らす平屋の住まい。
芝庭に面してLDKが連なり、勾配天井とハイサイドライトが、吹き抜けのような開放感を与えています。
壁紙は部屋ごとに趣を変え、アジアンリゾート風の要素も取り入れるなど、ご夫妻のこだわりが細かく反映されています。

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☆ 白とブラウンを基調にした空間に、壁紙でアクセントを付ける

勾配天井で開放感に満ちたLDKで過ごしていると、どこか非日常的な雰囲気に、穏やかな気分になります。施主のSさんが目指したのは、「南仏プロヴァンス風の、ペンションのイメージ」。白とブラウンを基調にしたインテリアは落ち着きがあり、天井を飾る擬木の梁(はり)がリゾート感を演出。リビングの窓の外に目をやれば、ご主人が丹精込めて育てた芝庭が青々と輝いています。
 父親から譲り受けた100坪弱の敷地に、マイホームを建てる計画を始めたのは3年前。依頼した建築会社は、ホームページを見て初めて存在を知り、洋風でセンスあふれる作品の多さに、夫婦で心を奪われました。「分不相応なほど割高だったらどうしよう? との不安もよぎりましたが、せっかく建てる以上は、コスト面ばかりを気にして、生活に我慢を強いるような家にはしたくなかったので」とご主人。
 さっそくの訪問後、親子5人が暮らす30坪程度の平屋のプランを、想定の予算内で無理なく組めることが分かり、これで不安材料はすっかり解消。さらに資金計画から事細かな手続きまで、親身に相談にのってくれる担当者の姿勢に共感を覚え、2回目の訪問時に正式に契約を交わしました。
 間取りはファーストプランから大きな変更はなく、Sさんが希望したのは「広々としたLDKのほか、主寝室と、男女別に子ども室が2室ほしい」という部屋数だけ。リビング隣の和室だけは、計画途中で「畳間があったほうがいいだろう」と追加してもらいました。
 「インテリアを考えたり、部屋の模様替えをしたりするのが普段から大好き」という奥さまの好みと個性がよく表れているのが、壁紙のデザインです。部屋ごとに少しずつ趣を変え、例えばリビングは、「シンプルすぎず、適度に存在感があるものを」と白地にやや強めのテクスチャのクロスを選び、子ども室は男女別に、「遊び心が感じられて、なおかつ大きくなっても違和感がないように」と上質で楽しげな柄物を取り入れました。

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☆ 建築中は職人と和気あいあい。道行く人からも評判の家に

 

ご主人は外壁塗装・防水工事などを行う「彩和ホーム」(与那原町上与那原)の代表者です。円滑な工事の進行が、施工品質の向上には不可欠であると熟知しているからこそ、建築中は「当時住んでいた浦添市のアパートから現場まで毎朝通い、職人さんと積極的にコミュニケーションを図りました」とのこと。本職の塗装工事では、職人と一緒にペンキ塗りに参加したことが、家づくりの貴重な思い出です。
 待望の新居は昨年2月に完成。「南仏風のペンション」の装いは、外観にも色濃く表現されており、緩やかに波打つ外壁と朱色のスペイン瓦の組み合わせは、Sさんお気に入りのトレードマーク。駐車場と外壁の一部にはスタンプコンクリートを施し、ファサードがいっそうおしゃれに輝いて見えます。
 「新築後、家の前を通りかかった人が突然訪ねてきて、“家づくりを検討中なんですが、どこで建てたんですか?”と聞かれたこともありました」という珍事に出くわすほど、周囲から目を引く存在のようです。
 住み心地も上々です。「キッチンは使い勝手を考え、カウンターの高さや天板の幅などを調整してもらいました。それに何より、台所作業中もリビングの奥まで目が行き届くので、子どもたちの様子が一目で分かるのがうれしいですね」と奥さま。キッチンの横にはトイレ、洗面・脱衣室、バスルーム、物干し場がコンパクトにまとまり、それぞれゆったりと使える広さがある点は、夫婦共通の大満足事項です。そしてご主人は、あらためて家づくりの経験を振り返り、「建ててよかった。一家の大黒柱として、身が引き締まりました」と笑顔。ますます仕事にも精が出ているようです。

☆ 施主の好みの奥に潜む要望を引き出し、南仏調+アジアンリゾート風のデザインに

勾配天井で開放的。爽やかな平屋

勾配天井で開放的。爽やかな平屋

開放感があって風通しのよいプランの中に、施主要望の洋風のデザインを盛り込んだ、平屋住宅の計画です。敷地は北西面が接道し、通風・採光を得やすい南東に開けた平坦地で、面積は約100坪。夫婦と子ども3人の新築の住まいとしては十分な広さがありますが、予算面と実用面を勘案し、子どもたちが巣立ったあとの使い勝手まで考えて、建坪30坪強のコンパクトな間取りに収めました。

 特長としては、南東の庭に面してリビングと子ども室を置き、開口部を大きく取って明るさを確保。なかでも家族の集いの場であるリビングは、勾配天井にしてハイサイドライトを設け、北面からの安定した光を取り込み、吹き抜けのような開放感を演出しました。またLDK全体を風の通り道に見立てて、庭から舞い込んだ風がキッチン奥の洗面・脱衣室に流れ、採風窓を通って屋外の物干し場へと抜けていくように計画しました。物干し場を囲う外壁はファサードの一部を形成しているため、前面道路に対して斜めにスリットを入れることで、プライバシーと意匠に配慮しました。

 デザイン面では、「ホテルやペンションのような非日常的な空間にしたい」との要望がベースにあり、さらに奥さまの話を聞いていくと、南仏調のイメージに加え、アジアンリゾート的な要素も好んでいることが分かりました。そのため建具は全室ダークブラウンで統一し、リビングの天井に擬木を設置。床は明るい茶系のフローリングで調えて、全体的に色合いのバランスが取れたスペースに仕上がりました。

 それぞれの部屋の壁紙のデザインは、主に奥さまと一緒にセレクトしましたが、無難な選択に走らず、確たるイメージを持って選んでいく姿勢がとても印象的でした。一般的にはあまり見られない組み合わせが多かったものの、実際に暮らし始めて、家具や雑貨が並んだ状態を見ると、違和感なく生活空間になじんでいる様子がよく分かりました。城間さんのセンスのよさにあらためて驚かされましたね。

建設データ

家族構成:夫婦、子ども3人
所在地:南城市
設  計:株式会社アイムホーム デザイン
敷地面積:313.47㎡(約94.82坪)
建築面積:108.57㎡(約32.84坪)
延床面積:97.11㎡(約29.37坪)
用途地域:第一種低層住居専用地域
構  造:鉄筋コンクリート造平屋建て
完成時期:2015年2月

●建築:株式会社アイムホーム

建築・建設会社

  • ■ 株式会社アイムホーム
  • ■ 北谷町桑江251-2
  • ■ 098-989-1659
  • ■ http://www.imhome-okinawa.co.jp/

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