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シンプルで飾らない日常にそっとなじむ家

家づくりを計画していた兄の誘いを受け、購入した土地の半分を利用して新居を築いたMさんご夫妻。1階に生活スペース、2階にプライベートスペースをまとめたシンプルな間取りの中には、肩肘張らずに生活スタイルに合ったものだけを取り入れた、おおらかな雰囲気が満ちあふれています。

こんな家!

☆ 兄・両親世帯と同じ敷地内に新居を構える

 家づくりのような人生の一大事には、思い切りとタイミングが必要だとよくいわれます。慎重派のMさんが戸建て注文住宅の契約に踏み切ったのも、両者がちょうど重なったことがきっかけでした。
 「持ち家にあこがれはありましたが、土地を自前で用意して、設計士と一緒にゼロからプランを組み立てていくなんて作業は、私には到底無理な話だと思っていました」と謙遜するご主人。それが3年ほど前、両親との二世帯住宅を計画していた兄から、土地の共同購入の相談を受けました。「那覇市内の新しい住宅街で、好条件の土地を見つけた。ただ100坪余りの広さがあって、自分たちだけでは持て余しそうだから、よかったら同じ敷地内に一緒に家を建てないか」。
 この要請を前向きにとらえた理由は二つ。一つは子どもにとって、「私自身がそうだったように、幼い頃に祖父母と過ごす時間を多く持つことは、とても有意義だと考えていました」。そしてもう一つは、「単独で見当がつかない土地を購入するわけではなく、隣に親類がいることが分かっているから安心ですし、兄が不動産会社へ返答する期限も迫ってきました」。そうした条件が偶然重なり、一軒家には腰の重かったMさんの決断を突き動かし、2カ月足らずの間にゴーサインを出しました。
 そして業者探しを始める前に、まずは予算の上限を設定。最終的に今回の建築会社を選んだのは、「自由設計とはいえ標準的なプランが幾つも用意されており、いきなり家づくりを始めた私たちのような者にもイメージしやすかった」ことが決め手になりました。

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☆ インテリアは工事を進めながら仕様を決定

 

 正式な契約は、消費税の旧税率適用期限だった一昨年9月に締結。その後は敷地奥の兄・両親世帯宅が完成するのを待って、前面道路側のMさん宅は昨年後半に着工しました。
 間取りは早い段階でほぼ確定しました。西側前面道路は車通りが多いことを考慮して、建物の西面は駐車場と壁で覆い、南側にこぢんまりした庭を設置。1階はこの庭に向かってLDKと和室を並べ、フロア全体を見渡せる場所に対面キッチンを配置しました。2階は南面にバルコニーを置き、可変式の子ども室2室と主寝室、書斎にも物入れにもなる2畳程度の洋室をちりばめました。
 室内の細かい仕様やデザインは、工事を進めながら決めていきました。例えばご夫妻は当初、「白で統一された空間」をイメージしていましたが、担当者からのアドバイスを受け、1階はナチュラルな装いに変更。それでも2階は初心を貫徹し、白を生かしたモノトーンのデザインにまとめました。また子ども室の壁紙を、長男の趣味に合わせた絵柄にしようと検討したものの、「そこまで大胆になる勇気はありませんでした」と奥さまは苦笑い。結局は試験的に、2畳の洋室だけにとどまりました。「着工中に、建築会社の完成見学会には何度も足を運びました。いろいろな仕上がりパターンを直接観察できたことは、とても参考になりました」。
 新居は今年6月に完成。お二人は「新築祝いをしてもらって、初めて実感がわいてきました」と笑顔をのぞかせます。お子さまたちは狙い通りに、いつでも遠慮なく隣家を訪ね、両親と一緒に保育園に登園したり散歩したりと、お互いに仲むつまじい様子。ささやかな親孝行にもなっているようです。

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