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使いやすさと遊び心が共存。28坪の平屋の住まい

整然とした家並みが続く住宅街にあって、コンクリート打ち放しのスマートな外観が映えるTさん宅は、夫婦と子ども3人が暮らす平屋住宅です。28坪の生活空間の中に効率よく居室を並べ、好みのデザインを取り入れながら、理想の新居を築きました。

こんな家!

☆ 土地探しの傍ら勉強を重ね、理想の住宅像を確立

年月とともにアイデアが研ぎ澄まされ、本当に住みたい家の本質が見えてくることがあります。昨年11月、浦添市の住宅街に新居を築いたTさんご夫妻は、約10年間にわたる土地探しの傍ら、理想の住宅像を模索し続けてきました。 
「計画当初はまだ小さかった3人の子どもたちも、土地が見つかって設計に入るときにはもう上の子は高校生。やがて子どもたちが巣立ち、夫婦2人で老後を迎えたときのことなどを考えると、おのずとシンプルでコンパクトな住宅を求めるようになりました」と振り返ります。
 依頼した建築会社は、情報収集を始めた初期の頃から注目していました。しかし「どの作品を見ても品質のよさは一目瞭然。ただ、私たちのような小規模の個人住宅には不相応かもしれない」と遠慮していたそうです。それが偶然、「随分とすてきな家を建てたものだ」と感心していた知人の新居が、同じ会社の設計・施工であることを知り、思い切って相談。さっそく検討中の土地を見てもらい、プランを作成・提案してもらいました。
 60坪強という限られた土地の広さもありますが、Tさんが基本条件として指定したのは「延床面積28坪の平屋」であること。その枠内に、LDK、子ども室、主寝室といった必要な居室を納め、いつでも家族の気配が感じられ、快適で生活しやすいレイアウトになるよう要望を添えました。
 現在の間取りは、ほとんどファーストプランのままです。大きな変更は、開放感を高めるために、リビングにハイサイドライトを追加したくらいで、あとは内装工事を進めながら、担当の建築士にその都度相談して、好みの意匠・仕様に仕上げていきました。

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☆ 快適さを高める効率的な生活動線。外構はDIYで少しずつ

 

長年に及ぶ家造りの勉強の成果は、至るところに表れています。例えば躯体には、経年とともに緻密化して強度を増し、塩害などの被害を防いで長寿命化が期待できる、リュウクス社提供のフライアッシュコンクリートを採用。また内装の仕上げは、コンクリート打ち放しをベースにしつつ、リビングの一部と子ども室、主寝室の壁面に、調湿・消臭作用のある薩摩中霧島壁を施工しました。
 デザイン面にもこだわり、遊び心も随所に取り入れています。とりわけアプローチから玄関ホールに至るスペース一帯は、「アウトドアが大好きで、海・陸・空のスポーツは一通り制覇しました」というご主人の趣味の宝庫。外灯にはマリンランプを取り付け、玄関前には自転車置き場を設置。また寝室の壁には、自身がモデルになったパラグライダーの写真が飾られています。
 住むほどに使いやすさを実感する、コンパクトで効率的な間取りも特長です。水回りはキッチンとその背面に集約し、キッチンの左右両側から洗面、バスルーム、物干し場をぐるぐると回れる動線を確保。一方でキッチンに立って正面を向けば、リビングの大開口を介して屋外の庭まで視線がまっすぐに開け、さらに右手に目をやれば、「玄関との間を行き来するときに、必ず家族と顔を合わせるように」との理由でリビングの隣に置かれた、子ども室が並んでいます。
 念願の新居で暮らし始めて丸一年。「冬の寒さは問題なし。塗り壁の効果なのか、夏場の湿気も気にならず、毎日快適に過ごせています」と奥さま。最近はインドア派に落ち着いたご主人は、「外構はDIYで少しずつ仕上げています。まずは植栽を増やしていきたいですね」と庭の整備にいそしんでいます。

建築・建設会社

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