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吹き抜けのリビングと中庭でつながる家

県外からの帰郷を機に、実家の建て替えを決めた野原さん。当分は野原さんたち子世帯で暮らしますが、将来は両親との同居も視野に入れていました。

こんな家!

☆ 将来を見据えてホームエレベーターを

実はお父さまは建築士で、野原さん自身も建築業界で働く身。家づくりはお父さまにゆかりの建築事務所にお願いしましたが、家づくりのプロたちが三者三様の意見を出しあうことになり、プランをまとめるのに思ったより時間がかかってしまったそうです。

「将来の同居を見据えてホームエレベーターを設置することは最初から決めていて、父も同意見でした。今思うと3階建てにして、中庭を設け、リビングを吹き抜けにするなど、大枠は一致していたのですが、細部でもめてしまって」と話す野原さん。ともに多忙で打ち合わせの時間がなかなか持てないということも、その背景にはありました。
 間取りは、2階に吹き抜けのリビングと中庭を横並びに配して開放的なパブリックスペースを作り、3階は和室や寝室、子ども室などのあるプライベートスペースとしました。また、住宅資金のローン返済に充てるため、1、2階の西側に店舗と貸室を設けることにしました。
「将来の住まい方の変化に対応できるように、2階の貸室との壁をブロックで作って、簡単に壊せるようにしました。また、3階の子ども室は外しやすい間仕切り壁にしてあります。1階部分も今は倉庫にしていますが、別の使い方ができるかも知れない」と野原さん。親世帯や子どもたちが別世帯を持ったときなど、世代間同居のスタイルをさまざまに選ぶことができます。

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☆ 中庭から風と光を取り込む

 

古くからの住宅密集地にある野原さんの家ですが、傾斜地という敷地条件を生かして、プライバシーを守りながら、市街地の景色が楽しめるようにデザインされています。外装は住宅側はコンクリート打ち放しに、1、2階に賃貸のある西側は琉球石灰岩を張り付けて、変化を付けています。これは西日対策のためで、コンクリートと石灰岩の間の空気層が断熱効果を発揮してくれるとのこと。
 
 玄関を入ると正面にエレベーターがあり、そのエレベーターを中心に階段が巡らされています。階段を上ると正面はウッドデッキの中庭で、その隣に吹き抜けのリビングが広がります。2階から3階へは、リビングの壁側にスケルトン階段が設置されています。リビングの背面に対面式キッチン、そして水回りがあります。
 
 この家ができるまで、築20年ほどのマンションで暮らしていました。「水回りを乾式にしたので、タイル張りだったマンションに比べて、お掃除が楽になりました。それに子ども部屋ができて、おもちゃの片付けにも前ほど気を使わなくてよくなったので、ストレスが減りました」と奥さまも嬉しそう。1階の倉庫やキッチン横のパントリー、ウォークインクローゼットや廊下の収納など、収納スペースもたっぷりです。
 
 当初、中庭の目隠しにグリーンカーテンを作ることも考えたそうですが、メンテナンスに不安を感じ、ルーバーを選んだとのこと。中庭の下は玄関アプローチになりますが、ウッドデッキの所どころに色鮮やかな琉球ガラスをはめ込み、太陽が差すとき、階下への投影が楽しめるという仕掛けも。

「リビングにいると、上階の子どもたちの呼ぶ声や走りまわる音が聞こえてきて、そういう賑やかさが気に入っています。中庭を挟んだ3階が寝室ですが、そこにいてもリビングの様子がなんとなくわかります」と野原さん。ふんだんに風と光を取り入れた開放的な住まいで、家族のつながりを大切に暮らしています。

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