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夫婦

視界良好。暮らしのアイデア満載の家

三方を建物に囲まれた、住宅街のやや奥まった場所にある平坦地に、平屋の新居を築いたMさんご夫妻。居室の並びも視線の抜け方も〝直線的〟であることを重視し、便利で生活しやすい間取りを構築。公私の空間が上手に切り分けられ、カフェ風のキッチンと和室リビングでくつろげる、のびやかな住まいです。

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☆ 視線がまっすぐ抜ける間取りを考案。リビングは堀座卓のある畳間に

見通しよし、風通しよし、居心地よし。そんな三拍子のそろったMさん宅は、建坪約45坪のゆったりとした、RC造の平屋住宅です。築50年近くと老朽化が進んだ実家を取り壊し、その南側の隣接地に、夫婦2人が暮らす新居を一昨年12月に築きました。

「意識したのは、やや奥まった立地なので、家中どこにいても開放感が得られる間取りにすること。最初に図面を自作して、建物の四辺に沿ってまっすぐ視線が抜けるような居室の配置を考案し、それをベースに建築会社と打ち合わせを行いました」とご主人。その上で「キッチン回りは高窓で明るさを補いたい」、「駐車場と玄関の間に屋根をつけたい」、「本が多いので書斎・書棚を設けたい」といった具体的な要望を交え、プランを練り上げていきました。
 

 実家の建て替え・新築の計画は、5年ほど前から検討していました。依頼先の建築会社を選んだ決め手は、「楽しかった、の一言に尽きますね。私たちの要望に対して適切な提案を返してくれたのはもちろん、自由にアイデアを出し合い何でも相談できる雰囲気がとても心地よかったので」。
 

 Mさん自作の図面から大きく変わった点は、リビングがフローリングから堀座卓のある畳間になったこと。DKとの間には間仕切り戸を設け、普段は開放してオープンに暮らしながら、必要に応じて区切れるようにしました。また敷地東側の余白を生かし、リビング屋外のデッキを子ども室側までぐるりと回し、バーゴラと腰掛けを増設しました。

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☆ 空間を効率的に使い、書斎は通路兼用。 キッチンはカフェのような雰囲気に

 

Mさんがこだわった「視線が抜けるレイアウト」は、書斎のつくり方や水回り動線を見れば一目瞭然。キッチンの左右両サイドから背面に回り込んだスペースは、家の中を東西に横断する通路であると同時に、壁一面にカウンターデスクと書棚が造作され、通路兼書斎として活用されています。さらに書斎の奥には、主寝室、ウオークスルークロゼット、物干しスペース、洗面室、バスルームが直線上に並び、まっすぐ通り抜けられます。
 

 実用面での工夫も満載です。例えば先ほど通ってきたキッチン両サイドの戸を閉めれば、LDKのあるパブリックなエリアと、書斎・主寝室・水回りから成るプライベートな空間が、完全に切り分けられます。書斎には坪庭や物干しスペースのトップライトから自然光がこぼれ、閉そく感はありません。「来客時も気兼ねなく過ごせるので便利ですよ。またバスルームは、坪庭越しに空が眺められるように設計してもらいました。浴槽も入れて大正解。露天風呂気分でくつろぐことができ、すっかりお気に入りの場所になりました」。
 

 DKは当初の要望通り、天井高を上げて南北にハイサイドライトを設け、開放感と明るさを演出。フルオープンの対面キッチンは、大容量のパントリーを確保したことで収納棚を省略でき、背面の壁には“見せる棚”を造作しました。「お気に入りの器や雑貨を並べて、カフェのような雰囲気で過ごせれば」と奥さま。居心地のよさを嗅ぎつけたのか、新築以来、友人知人が泊まりで遊びに訪れることがしばしば。「毎日ストレスなく、快適に暮らせているのが何よりですね」とご夫妻はしみじみ話しています。

☆ 自社大工がいる強みを生かし、家具・建具を自在に造作

「ウインズ」とは、私たち池原建設が企画から設計、施工まで一貫して手がけた、自由設計の住宅ブランドです。ウインズの家づくりでは、施主様と一緒に“ワクワク感”を共有しながら、理想や要望を形にしていくことを目指していますが、今回のMさん宅はまさにそのお手本のような事例。話し合いの中から次々と新しいアイデアが生まれ、より便利で快適な住まいへとブラッシュアップしていくことができました。
 

 プランニング面では、Mさんが考案した間取りイメージを極力崩さないように、細部の仕様を微調整していきました。例えばトイレはもともと2カ所、東西に振り分けてつくる予定でしたが、DKと書斎の間を仕切る引戸の一つをトイレのダイニング側に、もう一つは書斎側に設置することで、公私別に使い分けられるようにしました。また子ども室の東側に増設したウッドデッキや、トップライトを配した物干しスペースは、ご主人からそれぞれ「人を呼んでバーベキューがしたい」、「物干し場などの屋内で運動できるようにしたい」との要望があり、製作したものです。他にも、リビングに設置予定だったテレビをダイニングに移動して壁付けにし、アームで角度を調整できるようにしたり、書斎の書棚の一部を収納スペースに変更したり、使い勝手を重視して調整を繰り返しました。
 経験豊富な自社大工がいることも、私たちの強みです。内装の家具や建具はすべて、Mさんの要望に応じて造り付けました。選んだ好みのキッチンに合わせて、カウンターやダイニングテーブルを一体化して設計できるのも、造作だからなせる技。書棚やキッチンの“見せる棚”のデザインなども、樹種の選定から高さや板の間隔まで、細かくアレンジしています。

建設データ

家族構成:夫婦
所在地:読谷村
設  計:ウインズ 株式会社池原建設
敷地面積:474.85㎡(約143.64坪)
建築面積:149.37㎡(約45.18坪)
延床面積:149.11㎡(約45.11坪)
構造:壁式鉄筋コンクリート造平屋建て
用途地域:第一種中高層住居専用地域
完成時期:2015年12月

建築・建設会社

  • ■ ウインズ 株式会社 池原建設
  • ■ 読谷村字伊良皆237-1
  • ■ 仲村龍太
  • ■ フリーダイヤル:0120-229-512
  • ■ http://www.ikehara.net

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