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木造

テラスでつながる二世帯の家

区画整理後、親譲りの土地に戻って建てたのは、テラスでつながった二つの平屋。 芝庭を中心に、親世帯と子世帯が程よい距離感を保ちながら、 子どもたちの成長を見守っています。

こんな家!

☆ 沖縄家作人ネットで建築士と出会う

区画整理のため、住み慣れた場所から一旦立ち退くことになったHさん夫妻。家は築20年ほどの2階建てで、上階にHさんら世帯の、下にご両親の住まいのある2世帯住宅でした。その家も、「両親を見送ったあとは、盆正月のときぐらいしか、1階を使うことはなくなりました。息子一家はアパート暮らしでしたが、そろそろ2人目も生まれるし、また二世帯住宅にするのもいいかなと思って、息子に話を持ちかけ、一緒に家を作ることにしました」と振り返ります。  
 家づくりの依頼先を探すなか、たまたまコンペ形式で複数の建築家に無料でプラン作ってもらえる「沖縄家作人(やーつくやー)ネット」というシステムがあることを知り、利用することにしました。しかし、区画整理事業が延びて、実際にプラン作りをお願いするまで、5年ほどの待ち時間があったそうです。
 2階建てにするか、平屋建てにするか、少し迷いもありましたが、終の棲家と考えて平屋を選択。また、「長男なので、仏壇を置く和室は必要。以前は和室二間でしたが、行事のとき以外は使わなかったので、和室は一つにして、リビングを広くするようにお願いしました」とHさん。一方、子世帯の方は「LDKも和室も子ども室も全部一体となって、広く使える家」を希望。  
 コンペに参加した7社の作品の中から、「予算面や間取りなど、自分たちの考え方と一致している」作品を選び、その建築士に家づくりを依頼しました。その後は、大幅な変更はなく、細部を練り上げて、理想の家を完成。住み慣れた地域に戻りました。

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☆ 休日はテラスで朝食を

 

Hさんの家の敷地は約180坪と広く、中央に芝庭、奥にバーベキューテラス、それらを囲むように親世帯と子世帯の住まいを配置。前面通りからは外壁に遮られ、中の様子を伺うことはできません。中に足を踏み入れると、芝庭の広がる開放的な空間に圧倒されます。  
 両世帯とも芝庭に面してリビングを配し、和室とつなげたところなど、基本的な間取りは同じですが、親世帯は珪藻土の白壁に木調の家具やクロスを取り入れて落ち着いた雰囲気に、子世帯は白を基調にできるだけ間仕切りをなくし、開放的で軽やかな仕上がりです。  
 大きく違ったのはキッチンとダイニングで、親世帯は「前の台所は対面でしたが、今度は窓から外が見えるようにして、ダイニングと横の動線でつなげてほしい」と依頼。子世帯は「建築士さんから『小さい子どもがいるから対面がいいのでは』とアドバイスされ、対面にして正解でした」とお嫁さんも満足そう。どちらも背面にパントリーや収納を設け、使い勝手の良いキッチンになっています。  
 親世帯は「二人で暮らすにちょうどよい、シンプルなところが気に入っている」とHさん。また、「アタイグヮーが欲しい」とリクエストして作ってもらった菜園もお気に入りで、南側の日当りのよい場所で、野菜づくりを楽しんでいます。
 親・子・孫とみんなのお気に入りの場所は、両世帯の縁側をつなげたようなバーベキューテラスです。「孫たちはここでよく遊んでいるし、ここからうちへも出入りしています。休日には、みんな揃ってテラスで朝食をとることもあります」と目を細める奥さま。庭を介し、ほどよい距離感を保ちながら、3世代の交流を楽しまれています。

建築・建設会社

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