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夫婦+子ども

敷地内の崖上に建つ眺望の家

人里離れた、という形容がぴったりの山中に建つKさん宅は、将来の完全移住を見越して新築した、親子3人が「使う」平屋住宅です。
リビングには壁一面に眺望窓が並び、隣接するDKや和室からも屋外の景色が楽しめます。
同じ敷地内にはゲストハウス「ほたるの宿」を同時に建築し、昨年から営業を始めました。

こんな家!

☆ 高低差の大きな不整形地に住宅とゲストハウスを新築

豊見城から今帰仁へ。十数年来、夢見続けてきた北部での暮らしを、昨年かなえたKさんご夫妻。眼下に古宇利大橋を望む平屋の新居に加えて、3フロア3室からなるゲストハウスのおまけ付き。現在は完全移住のタイミングを見計らいながら、南北2つの住居を行き来しています。
「以前からよく、やんばる一帯をドライブして、当てもなく土地を見て回っていました。今の場所の購入を決めたのは、何より眺望が素晴らしかったから。それでも家を建てるのは、仕事も子育ても一段落した後にしようと考えていたのですが、いざ希望の土地が手に入ると、いてもたってもいられなくなってしまって(笑)。さっそく情報を集めて、依頼先の選定に取りかかりました」と奥さまは振り返ります。
 豊見城では長年マンション住まいをしてきたご夫妻にとって、ゼロの状態からプランニングしていく家づくりはこれが初体験。最も気がかりだったのが、「敷地はいびつな形をしていて、かなりの高低差がある。果たして希望通りの家が建つのだろうか」ということでした。だからこそ、そうした懸念を払しょくし、むしろ逆に「せっかくのマイホームなんだから、妥協したらダメですよ。どんなささいな要望でも構わないので、何でもためらわずに言って下さいね」と受け止めてくれた建築士事務所に信頼感を覚え、依頼を決めました。
 新居をコンパクトな平屋にすることは、かねてからの計画通り。一方でゲストハウスの併設は、住宅の着工間際に急きょ話を進めることになり、当初はワンフロアだけにする予定が次第に構想が膨らんで、最終的には3階建てになりました。

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☆ 眺望を生かしたLDK。家事動線は直線上に並べる

 

プランニング面で第一に希望したのは、「眺望を生かすこと」。敷地内で最も見晴らしがよい場所をリビングに定め、大きく開口部を設置。キッチンからも外の景色を見渡せるように一体的にLDKを構成し、リビングの隣には「窓を円形にして趣を出し、障子を閉めるとその影が畳間にぼんやり映るシーンをイメージした」というこだわりの和室を並置しました。 
 実際に住み始めてみると、新居は想像以上の爽快感があり、「丸一日景色を眺めていても、飽きることがありません」と奥さま。
「古宇利島近海の絶景と合わせて、その奥にはやんばるの山並みが見えます。日ごと季節ごとにさまざまな表情を楽しむことができ、本当に大満足です」 
 使いやすい動線計画も大きなポイントです。キッチンはシンク側を対面式に、コンロを壁付けにした二列型で、周囲の壁面を上手に利用しながら、収納スペースも十分に確保。さらに正面を向いて右手には水回りスペースが一カ所にまとまり、その先にはウオークインクローゼットを通って主寝室まで、一直線に移動できます。キッチンと水回りの上部にはハイサイドライトが設けられ、さんさんと差し込む穏やかな光が、明るさと開放感を高めています。
 ゲストハウスは住宅と同時に完成し、「ほたるの宿」と名付けました。8畳の和室の他に、バス・トイレ別の水回りと簡易キッチンを設けた客室の間取りは3室共通。ベランダの外にはKさん宅同様の絶景が広がります。
 ゲストの予約があれば必然的に、Kさんも新居で過ごすことになり、夏休みなどの繁忙期は連泊する機会も多くなります。ご主人は「今すぐにでもリタイアして、早くこっちで暮らしたい」とこぼしているそうですが、実現の日はそう遠くないかもしれません。

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  • ■ 有限会社平山工務店

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