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夫婦+子ども

住宅街でも視線が抜ける開放的な勾配天井の家

整然と区画整理された住宅街で、南・東・北の三方が接道する分譲地を購入し、昨年8月に新居を築いたMさん一家。
主寝室と子ども室は必要最小限の広さに抑えつつ、家族が集うリビングは、開放感あふれる吹き抜けの大空間にプランニング。
テラスや2階ホールも上手に活用し、のびのびと明るい暮らしを楽しんでいます。

こんな家!

☆ 生活スペース全体を勾配天井の大きな吹き抜け空間に

敷地面積50坪強の分譲地に建てる、親子5人が暮らす家。施主のMさんが望んだことは、どこからも家全体が見渡せて、少しでも広々と感じられるように。子どもたちに個室は用意するけれど、いずれ子どもたちが独立して夫婦2人の生活になったときでも持て余さないように、等々。そんな思いを知己の建築士とカンカンガクガクと話し合い、一つ一つ丁寧に具現化していきました。
「現在の形に落ち着くまで、何パターンもプランを練り直してもらいました。平屋のようにワンフロアで生活できる間取りも検討したのですが、希望の部屋数をこの敷地内に収めるのはやはり難しい。それなら2つある子ども室の一つを2階に上げて勾配屋根を架け、リビング全体を大きな吹き抜け空間にして開放感を高めようという話にまとまったんです」とご主人。リビングからキッチンを振り向けば、天井の傾斜に沿って2階ホールへと視線が流れ、反対にホールから階下を見下ろせば、リビング越しに屋外のテラスまで目が届きます。でも、これだけオープンな造りなのに、「どの部屋もカーテン要らず。最近になってようやくリビングにカーテンレースを取り付けたくらい」というほど、外部の視線が気にならない点もMさん宅の一つのミソです。
 設計を依頼した建築士とは「以前から公私を通じて付き合いがあり、全幅の信頼を置いていました」という間柄。打ち合わせを始めてから昨年8月の引き渡しまで、3年ほどの期間を費やしましたが、「仕事が忙しくて時間がとれないときでも気兼ねなく待ってもらえたのは、遠慮の要らない関係だからこそ。どんなささいなことでも気軽に相談でき、何かと融通を利かせてくれて助かりました」と振り返ります。

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☆ 個室は小さく、リビングは広く。衣類収納は一カ所に集約

 

小さな工夫の積み重ねが、ストレスのない快適な住み心地につながります。冒頭で触れたMさんの要望も、設計上のさまざまな配慮によって実現しています。
 例えばリビング・キッチンとその他の居室との関係は、「個室は寝るだけのスペースがあれば十分。家族で過ごす時間を大切にしたい」との考えに従い、それぞれの空間の広さを設定。子どもたちが勉強するときは「親の目が届く場所で」と階段下に机を並べました。
「一番上の子だけは、もう中学生だからと2階の個室を与えたのに、今はほとんど使っていない状態。寝るときも1階の主寝室で、5人全員で川の字になっています」とご主人は苦笑い。その主寝室と1階子ども室を隔てる間仕切り戸は簡単に外せるようになっており、「子どもたちが巣立ったあとは一つにつなげて、広々と予定です」。
 収納計画にもこだわりました。限られたスペースを有効に使えるように、各居室に収納は設けず、バスルーム・洗面室と物干し場を結ぶ動線上に、衣類を一人ずつまとめて片付けられる「タンス室」(ウォークスルークローゼット)を設置。洗濯・乾燥・着替え・身支度の一連の作業がここ一カ所で完結します。
 現在は子どもたち中心の生活で、なおかつ新居でゲストをもてなす機会も多く、「雨の日と真冬以外は、毎週のようにテラスで鶏肉を焼いていました。ウッドデッキの代わりに木目調のタイルを敷いたので、じゃぶじゃぶ水洗いできて便利ですよ」と笑うMさん。時間に余裕ができたら、「2階ホールにリクライニングチェアを置いて、下の階で子どもたちが遊ぶ様子を眺めながらのんびり過ごしたいですね」と話しています。

建築・建設会社

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