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夫婦

いろいろな色が映える2階リビングの家

4月から月刊でお届けしてきた「3きょうだい3家族の家」もいよいよ最終回。今回は3棟のうち敷地最西部に建つ、夫婦2人暮らしの次女さん宅のご紹介です。1階には奥さまが営む「フラメンコ教室」用のホールを設け、リビング・キッチンなどの生活スペースは2階に設置しました。

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☆ 2階はフロア全体をワンルーム的にまとめて開放感を演出

白い外壁とアルミルーバーで構成されたシャープな印象のファサードに、ダークネイビーのアクセント壁を1階正面に添えた、Tさんファミリーの次女さん宅。「玄関脇の壁の前には、緑が映えるようにシンボルツリーを植えました。ライトアップ用の照明も取り付けたので、夜は日中とは違った趣があってきれいですよ」とご夫妻が話すその木はオリーブの木。今はまだかわいらしい木陰が、背景の白壁にゆらゆらと映し出されています。
 同じ敷地内にある他の2軒と次女さん宅が異なるのは、外観・内装の意匠もさることながら、ご夫妻の生活スペースが2階にあることです。1階の約半分は奥さまが営む「フラメンコ教室」のホールに割り当て、リビング・キッチン・和室は2階に配置しました。2階は居室間に間仕切りを設けず、フロア全体をワンルーム的にまとめて、どこにいても隅々まで見渡せる視界を確保。さらにリビングだけは天井高を1メートルほど高く設定し、キッチン側にはハイサイドライトを設けて、吹き抜けのような開放感を演出しました。
「練習中の音の影響を考慮して、住居のメイン部分とフラメンコ教室を上下階で切り分けることは、当初からの計画通りです。1階ホールには防音サッシを入れたり、硬くてメンテナンスしやすい床材を選んだり、特別仕様にしてもらいました」と奥さま。1階にはこの他、キッチンを除く水回りと主寝室も配置されており、主寝室は「明るさは気にせず、とにかくくつろげる場所にしたい」との理由から、天井と壁を黒のクロスで統一。また「できるだけ簡単に掃除できるように」とベッドを置く代わりに小上がりを造作しました。

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☆ 明るさに満ちたリビングと、遊び心満載の和室&キッチン

 

インテリアはヴィンテージ調をベースにしながらも、2階は特に色使いが多彩です。フローリングは木肌感のある素材をセレクトし、1階の廊下や主寝室に施工したウォールナット調より、一段暗めのカラーを選択。壁や天井の白にも鮮やかに映え、室内の開放感が一段と引き立ちます。
 小上がりの和室は「いろりの設置を真剣に検討したほど、和の雰囲気が大好き」というご主人のこだわりのスペース。他のきょうだい宅では、カジュアルな和紙素材の畳表を選んだのに対し、こちらはイグサの琉球畳を使った正統派。収納棚脇の一角には、小上がりを腰掛けに応用した簡易な書斎も設けました。また「どこかに取り入れたかった」という赤の素材を天井に採用し、プリーツスクリーンもおそろいで赤にしました。
 キッチンも遊び心満載です。壁一面を彩るボーダータイルは、フローリングと同系色のダークな色調で、天井も施工途中で「同じ雰囲気でまとめよう」と木目調の素材で仕上げました。光に満ちたリビングとは対照的に、温かくくるまれたような居心地の良さが感じられます。シンクとコンロを別々にした二列型のレイアウトは使い勝手も申し分なく、すぐ脇には食品・食器をたっぷりしまえる大容量のパントリーを設置。一方で「お気に入りの食器は見える場所に飾りたい」との奥さまの意向を受け、背面の窓回りを展示スペースとして活用しました。
「好きなものに囲まれた空間で、好きなことをして時間を過ごせる。新居の暮らしには大満足です」と笑うご夫妻。2人住まいにはやや広めと思えるキッチンカウンターも、隣2軒からおいっ子めいっ子がやって来れば、たちまち満席状態に。家族きょうだいとゆるやかにつながりながら、にぎやかな生活を楽しんでいます。 

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