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夫婦+子ども

全室南面大開口。30メートルの庇・廊下を持つ家

丘上に広がる200坪強の敷地に、東西の幅30メートル超の平屋を築いたTさんご夫妻。
インパクトの大きな外観デザインに加えて、基本に忠実に開口・間取りを組み立てることで、快適な住み心地を実現。
家の中と庭全体が子どもたちの遊び場になり、笑い声の絶えない健やかな暮らしを楽しんでいます。

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☆ 建築士提案の斬新なデザインに夫婦で一目ぼれ

何といっても圧巻なのは、細長いシャープなそのフォルム。広々とした庭に面して東西に真っすぐ 延びる、庇と縁側テラスの長さは30メートル。玄関と最奥の主寝室を結ぶ、室内の廊下も30メートル。どちらも端から端まで一直線に見通せるため、躯体の長さが一段と際立ち、ご主人の母親が3歳の長男に「家の中を素早く行ったり来たりできるように」と室内移動用の三輪車を思わず買い与えるほどのスケール感があります。 「手つかずだった200坪強の土地を、父親から譲り受けたのが3年前。これだけの広さがあるのだから、庭を上手に生かしたプランにしたいと考えていました。現在の家の形状は、依頼した建築士さんから最初に提案を受けたものです。夫婦ともに一目で気に入り、即座にゴーサインを出しました」とご主人は振り返ります。
 建築士との出会いは、「創造力豊かで、印象に残る住宅をたくさん手がけている」と以前から気にとどめていたことがきっかけで、家づくりを始めて間もない頃に初めて事務所を訪問。期待通りにTさんをくぎ付けにしたデザイン力もさることながら、「生活のしやすさや家事動線を考慮した間取りの構成になっている」、「工事監理報告書が詳細に丁寧に作成されていて、建てた後も安心してお付き合いできそうだ」と判断したことも、依頼の決め手になりました。
 新居が完成したのは昨年11月。打ち合わせ段階では「洗面室やバスルームはこれだけの広さで足りるだろうか」と一部の手狭さを懸念することもありましたが、躯体が立ち上がった時には一転、「私たちには立派すぎるし、大きすぎる。“やっちまった”かもしれない」との不安が頭をよぎりました。見学に来た友人も口をそろえて「やっちまったんじゃないか」と苦笑い。ところが内装を終え、いざ暮らし始めてみればあらゆる不安は払しょくされ、この上なく快適な新生活が待っていました。

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☆ 優れた通風・採光性と生活にフィットした間取り

 

快適さの理由は、第一に風通しのよさ。すべての居室が庭のある南側に大きく開き、窓を少し開けただけで、北側の廊下の換気窓に向かって風がするりと抜けていきます。採光も絶妙にコントロールされており、「夏の今の時期は太陽高度が高く、直射日光がちょうど庇で遮られ、室内に差し込むことはないですね」と奥さま。さらに明るさの工夫でいえば、家のほぼ中央にある水回りにはトップライトが設けられ、日中は照明のお世話になることはありません。そして日が落ちれば間接照明をメインにした優しい光が家中にともり、居心地と安らぎを高めてくれます。
 快適に暮らせる第二の理由は、事務所選びの決め手にもなった間取りの構成です。キッチンとその他の水回りは完全に仕切られてるとはいえ、隣り合った場所に置かれているため、一連の家事が最短の動線で完結します。またLDKの奥の並びを水回り、個室、主寝室としたことで、「来客中でも安心して子どもを寝かせ付けることができ、お互いに気兼ねなく過ごせます。どんなに騒いでも、リビングの物音は主寝室までほとんど届きませんからね」とご主人。「無理を言ってつくってもらった」という趣味室を玄関のすぐ隣に置いたのも、同じ理由から。子どもたちが寝静まった後にご主人は一人閉じこもり、趣味の音楽を楽しんでいるそうです。
 縁側テラスに出て庭に目をやれば、鮮やかなグリーンの芝生の中に、建物と平行するように1本のコンクリートの道が敷かれています。これは子どもたちの成長を見越して、「スケボーやバスケットボールなど、硬い床を使った遊びができるように」と設けたもの。長男は今はまだ、芝生もコンクリートも見境なく走り回ることが遊びの中心で、友人や親類が連れてきた同年代の子どもたちもまた、Tさん宅に到着すると、一緒になって延々と駆けっこを繰り返すとのこと。「帰りの車に乗った途端に、バタン、キューらしいですよ」。笑い声の絶えない、明るく健やかな暮らしが営まれています。

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