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混構造

サラッとした快適さが続く 漆喰で仕上げた混構造の家

新しく開けた住宅街に、シンプルな平屋の家を新築したOさんご夫妻。漆喰と無垢材を多用した室内は、年中サラッとした空気感で快適さが継続。南東に大きく開いた窓とハイサイドライトからは、光と風が家全体に行き渡り、住み心地を一段と高めてくれます。

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☆ 蒸し暑さの解決を求めて建築家を探し歩く

 梅雨時から夏にかけての、ジメジメムワッ、とした不快感をどうにか解消できないか。家づくりで何を優先するかは、デザインだったり間取りだったり、人それぞれに順位付けは異なりますが、以前まで住んでいたアパートで「暑さとカビに散々悩まされた」経験を 持つOさんご夫妻にとっては、熱対策・湿気対策こそが一丁目一番地の最重要課題でした。またマイホームの準備を始めたのが「一人目の子どもが生まれたことがきっかけ」となれば、今まで以上に「健康的な住環境で暮らしたい」と考えるのは当然のこと。やがて現在の土地を購入すると、「この蒸し暑い沖縄で、私たちの要望は果たしてどこまでかなうのだろうか」と情報収集に乗り出しました。
 解決の糸口は、「NPO蒸暑地域住まいの研究会」(浦添市大平)の活動を紹介する新聞記事が届けてくれました。「エアコンに極力頼らない家づくりが可能だなんて」と驚いたお2人は、さっそくNPOの事務所を訪問。説明を受け、現在の取り組みや参加メンバーなどを教えてもらい、「これまでの施工例を見て、作風がとても好みに合った」という建築家を紹介してもらいました。
 打ち合わせはスムーズに運び、大まかなプランニングまではトントン拍子に進行。しかし根本的な部分で一点だけ、「建物の構造をどうするか」についてなかなか結論を出せずにいました。勉強の成果により、「木造はRC造と比べて輻射熱を処理しやすく、調湿面でも有利」との知識は得ていたものの、周囲からの助言で「台風の影響を考えるとRC造がいいのではないか」との思いもあり、しばらくは2つの考え方の間を行ったり来たりの繰り返し。最終的には建築家から提案のあった「混構造」を選択し、RC造の躯体と木造屋根を組み合わせた平屋のプランに落ち着きました。

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☆ 訪れた人が即座に気付く爽やかな空気感

 

 Oさん宅の平面形状は、整った土地の形に素直に従ったシンプルな長方形。南西の前面道路側に玄関があり、家に上がるとLDKと和室が置かれ、その奥に子ども室、寝室、水回りなどのプライベートスペースがまとまっています。
 フルオープンの対面キッチンからは、正面にリビング全体を見渡すことができ、南面の庭に大きく開いた窓越しには外の様子もうかがえます。リビング隣接の和室は、県外に住む奥さまの両親がいつでも泊まりに来られるように、また将来一緒に住むことになっても対応できるように、とこしらえたもの。現在は日常生活の余白を受け入れてくれるバッファ的な空間として役立っています。
 家の最奥部には、3畳ほどのウオークスルークローゼットを設けました。「以前のアパートではお気に入りの洋服を全部カビで駄目にしてしまったので、独立した衣類置き場をつくることは必須条件でした」と奥さま。今回は湿気対策に抜かりないように、調湿作用のある漆喰で全面を仕上げ、換気対策も万全。寝室と洗面室のどちらからでも出入りできる使いやすさもポイントです。
 クローゼットに限らず、室内の壁はほとんどすべて、漆喰で仕上げました。床材と建具も色合いをそろえてホワイト系で統一し、実際の空気感だけではなく、見た目も爽やかな雰囲気に満ちあふれています。
 新居は昨年4月に完成。ほぼワンシーズン過ごした感想は、「明るく風通しも良好で、すべてのスペースが大きすぎず小さすぎずの最適サイズ。遊びに来た友人からも、”梅雨時でもカラッとして気持ちいいね”と評判ですよ」とのこと。納得の住み心地に、「お互いの両親をはじめ、たくさんの方から貴重なアドバイスをもらいました。時間はかかったけど、おかげで本当に満足のいく家ができました」としみじみ振り返っています。

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