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家族のコミュニケーション

風が通り気配をつなぐ 明るい吹き抜けのある家家

水平のラインを強調した庇がファサードに映え、格式高い表情をたたえたNさん宅。育児・家事効率を重視した室内は、LDKと和室をワンルーム的にまとめ、吹き抜けを介して上下階を結ぶなど各空間が連続。ご夫妻それぞれの要望をもとに専用の書斎・ピアノレッスン室も用意した、機能・工夫が盛りだくさんの住まいです。

こんな家!

☆ 子育てのしやすさ・ピアノ室・書斎を要望

北東が接道する正方形の分譲地。広さは約100坪。新しく開けた住宅街にあるこの土地で、小さな子どもを3人抱えたNさんご夫妻は、「子育てしやすい住空間」を最優先に家づくりに着手しました。さらに奥さまは将来ピアノ教室を開くための専用ルームを、ご主人は仕事でこもれる書斎を要望。さあ、皆さんならどのようなプランを考えますか?
 計画が動き始めたのは5年ほど前。長女と2歳違いで双子が生まれ、それまでのアパート住まいでは一気に手狭になり、以前に買い求めておいた土地を使うことに。設計は「長年のお付き合いから信頼があり、過去の作品の作風なども気に入っていた」という建築士事務所に依頼しました。
 最初の打ち合わせを済ませ提案されたのが、現在の家の形とほぼ同じ配置プランでした。「おおッ、と感動しました。お伝えしたすべての要望が見事にきれいに収まっていたので」と奥さま。新居はRC造の2階建てで、南東の中庭を囲んで「コの字」形に居室が並び、中庭を望むようにLDKと和室が大きく置かれています。2階にはリビング回りの吹き抜けを挟んで、2つの子ども室が対面に配置。また奥さま用のピアノレッスン室は、玄関脇の前面道路沿いに、中庭を目隠しするようにして置かれ、一方のご主人の書斎は、落ち着いた環境としながらも子どもたちとコミュニケーションを取りやすい位置関係を求め、2階の中庭に面して配置しました。
 子育てのしやすさは、キッチンに立てば一目瞭然。正面にはリビングと和室がワンルームのように連続し、隅々まで目が届きます。リビングから中庭へは自由に行き来できますが、建物に囲まれた安全な空間のため、目を離して遊ばせておいても安心。また顔を上げれば、吹き抜けに面した子ども室の窓が見え、上下階で目を合わせながら普通に会話も交わせます。

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☆ 作業性抜群。 全長5.6mのキッチンカウンター

 

Nさん宅が完成したのは約3年半前。プラン以外のやり取りも以心伝心、細かい造作やインテリアの選定もスムーズに運び、トントン拍子に工事完了。入居後には家族が一人増え、ますますにぎわいを増しました。
 4人の子育てに追われる中、奥さまの一番のお気に入りは、「屋外の坪庭を眺めながら過ごすバスタイムが至福のひとときです。浴槽も通常より一回り大きめのサイズにしたので、まだ子どもたちが全員入っても余裕があります」。この坪庭は和室、トイレへも通じ、観賞に加えて採光・換気にも役立っています。
 家全体を見渡す司令塔のようなキッチンは、機能性も抜群。圧巻は特注で用意した、全長5.6mの壁付けカウンター。「上の3人は女の子。もう少し大きくなったら、並んで一緒にお菓子や料理を作るのが夢なんです」。4人並んでも十分すぎるほどの長さがあるので、今でも調理器具や食器類の仮置き場として重宝しており、将来は子どもたちの勉強やちょっとした家事のスペースに使えそうです。
 念願のピアノ教室開設は、末っ子がもう一段落するまでお預けですが、それでも既に上の子3人はピアノなどの楽器を練習中。レッスン室にとどまらず、リビングに楽器を持ち出しては大演奏会を開催し、「まるで音楽ホールのように吹き抜け全体に音が反響して、とてもいい雰囲気になるんですよ。まだ1歳の下の子もそんな環境で育っているせいか、演奏に合わせて自然と体でリズムを取るようになりました」。
 のびのび育つわが子の姿を毎日温かく見守りながら、「大人になってもこの家のことが大好きでいてくれるような、温かい家庭を育んでいけたら」と奥さまは顔をほころばせています。

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