NEWS

構造・階層別

かふうWEB > こんな家! > 構造・階層別 > RCB造 > 子育てが終わってからの家づくり。 緑と光あふれる集いの平屋

人が集う家

子育てが終わってからの家づくり。 緑と光あふれる集いの平屋

築50年超の家を建て替えて、床面積約26坪の平屋を新築したMさん。自身と母親の住居であるのはもちろんのこと、独立して巣立っていった子どもたち家族が、いつでも集まれるようにとプランニングしました。
現在はその思惑通りに、子どもたち孫たちが自由に行き交う住まいになっています。

こんな家!

☆ 建て替え前とサイズは同じでも、広さの感覚は 倍以上

緑の庭を囲むL字形の平屋に、70代の母親と2人暮らし。2年前、建て替えの計画を始めたきっかけは、「4人の子どもたちは全員一人立ちして、孫の数も増えてきました。以前まで住んでいた築50年超の家は、皆が集まるには少々不便な造りだったので、大人数でも広々と快適に使えるようにしたかったんです」。Mさんにとってはこれが、50歳を過ぎて初めて経験する家づくり。「ようやく念願の一人部屋が持てる!」と喜んだことなどを、ちゃめっ気たっぷりに振り返ります
 設計を依頼した建築士とは、仕事上の付き合いを通じて長年親交を重ねてきた間柄。「いつ実現できるかわからないけど、将来家を建てるときはよろしくね」と常々話をしてきました。本格的に計画が動き始めてからは、散歩途中の町中や雑誌などで好みのデザインを見かけると、すぐに写真を撮ってメールで送り、自身のイメージを伝えてきました。
 
 大人数への対応がメインとはいえ、敷地内における新居の位置・形状・サイズ自体は、建て替え前とほぼ同じです。建物のボリュームを増やす代わりに、「約26坪の限られた床面積を目いっぱい活用して、数字以上の広さを感じられるようにしたい」と要望した結果、視線の通りがのびやかな、明るく開放的な間取りができあがりました。「建築費も予算内に収まり、ホッとしています」とMさん。
「L」の字のコーナー部分にあるキッチン正面には、リビングダイニングと和室が間仕切りなく連続し、大きなワンルーム空間を形成。一方で和室と反対側には、真っすぐ延びる廊下に沿って母親とMさんの個室が並んでいます。そして南東の庭に面した部分には全面的に掃き出し窓が設けられ、室内外を緩やかに一体化。「ガーデニングが大好き」という母親がこしらえた自慢の庭を、どの部屋からも眺められるようになりました。

続きを見る

☆ シンプルにまとめた内装に対し、外観は 遊び心あふれるデザインに

 

「年齢を重ねるにつれてモノの量は増えていきますからね。家づくりは断捨離をするいい機会になりました」と語るMさん。建築中はすぐ近くのアパートに住んで毎日のように現場に顔を出し、職人と交流を深めながら、工事の進ちょく状況をこまめに写真撮影。昨年11月の完成後には、建て替え前の写真と合わせて自らフォトブックを作成し、新築の思い出をまとめて一冊に残しました
 白を基調にしたシンプルな装いの内装に対し、外観デザインはちょっぴり個性的。ライトイエローでまとめた外壁の塗装は、「気に入ったイメージ写真を建築士さんに2点送って検討してもらったら、こちらが採用されました」。色とりどりのガラスを埋め込んだ玄関前のアプローチや、緩やかに波打つ庭の外塀は、ワクワクと胸躍るMさんの心象世界。その外塀は、Mさんのオープンな性格を表すようにやや低めに設定されており、「見て愛でる草花は母親担当、私は食べられる作物専門」という母娘合作の鮮やかな庭が、街並みに彩りを与えています。
 
 住み始めて約半年。Mさんが当初から思い描いていた通りに、建て替え後の新居は子どもたち家族の集いの場になりました。Lの字の端から端までのびのび動き回れて、おまけに庭まで付いた空間は、小さい子どもを持つ夫婦にとっては絶好の環境。またパートナーが夜勤や出張時には一緒に食事を取り、和室で寝泊まりするという関わり方も生まれました。「母の姿は幼い頃からずっとそばで見てきましたが、今が一番幸せそうですね」と口々に話す子どもたちの言葉は、Mさんにとって最高のねぎらいかもしれません。

建築・建設会社

  • ■ 建築設計 あ うん
  • ■  沖縄市登川2-22-10 シャトレー山城1-A
  • ■ 098-989-5770
  • ■ http://aun.jimdo.com/

こんな家!に戻る >