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夫婦+子ども

キッチンの横に畳ダイニング。 スタイリッシュな店舗併用住宅

ご主人が生まれ育った築35年の家を建て替えて、2階建ての店舗兼住宅を新築したNさん一家。2階フロアを住宅に充て、キッチンと一体になった畳敷きのダイニング、可動家具で仕切れる子ども室など、こだわり深い空間を構築。足かけ6年に及ぶ家づくりを終え、いよいよ今月から親子4人の新生活が始まりました。

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☆ 家では「オフ」で過ごせるように建物をレイアウト

1階が貸店舗で、2階がNさん一家の住居スペース。この形態を選んだのは、「わが家はやっぱり、仕事から帰ってきたときに”オフ”でいられる場所にしたかったので。同じ賃貸併用住宅でも、例えばアパートにした場合だと、入居者は私たちにとってはお客様。時間を問わず顔を合わせることもあれば、生活音が気になることもあるだろうし、何かと気が抜けないと思ったんです」とご主人。だから1階で入居募集をかけたのは、基本的に夜間は人がいなくなる業種のみ。もともと実家が建っていた敷地は約170坪の広さがあり、生活利便性の高い好立地のため、「周囲からはよくアパートを薦められましたが、その点だけは最初からまったくブレませんでした」。
  そんな建て替え・新築の計画を始めたのは、今は小学6年生の長女が幼稚園に上がる前。「できれば小学校入学に間に合わせたい」と急ピッチで話を進めたものの、思いのほかさまざまな手続きに時間がかかり、一時中断。当時から依頼先は「デザイン性の高さに引かれた上に、どんな些細な相談にも親身になって応じてくれた」設計事務所に決めており、約4年間のブランクを経て、再び計画に乗り出しました。
 新居のレイアウトは、店舗と住宅の独立性を保つために、駐車スペースを建物の前後に振り分けて配置。2階へ続く階段も、店舗入り口とは反対側に設けました。そして住宅の玄関を上がって、ゲストルーム沿いに続く廊下を進めば、LDKなどの生活空間が現れます。間取りはご主人が自作したラフをベースに組み立てたものですが、「ここに部屋をつくるより、あそこに予算をかけたほうがいいのではないか等々、プロの視点でしっかり精査してくれて、一段と信頼感が高まりましたね」と振り返ります。

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☆ 「冷却期間」を置いた事が幸いし、納得の仕上がりに

 

室内を見渡してパッと目に留まるのが、キッチンの隣にある小上がりの畳ダイニングです。これは奥さまから、「私の実家では畳間で食事をする習慣があり、とても使いやすかったので」との要望を受けて取り入れたもの。畳間の卓袱台は、シンク正面のカウンターと高さをそろえて、キッチンと一体化してつくられています。 もう一つ、奥さまのリクエストをかなえたのが、バスルームとは別にシャワー室を設けたこと。「わが家は女の子が2人。近い将来、お風呂が渋滞しないように、そして私自身が、入浴しながらゆっくり本を読むのが夢だったので」。
 この2点を除けば、ほとんどすべての計画はご主人が主導し、意匠から素材の選定まで、建築士と相談しながら細かく決めていきました。例えば室内のデザインは、床、建具、造作家具、サッシなどを同じ色合いにまとめてシックな雰囲気を演出。子ども室を仕切る可動家具や各室の収納は、棚の位置や収納内部の構成まで検討を重ねました。また洗面台は段差をなくして掃除しやすいように、自ら仕様・部品を提案するなど、随所にこだわりを詰め込みました。
  建築中は毎日のように現場に足を運び、子どもたちと一緒に見学することもしばしば。撮りためた写真の容量は、現在9GBにまで達しています。「子どものことだけを考えれば6年前に建ててあげたかったけど、一度冷静になって計画を見つめ直す期間を置いたことで、大満足の仕上がりになりました」。
 今月上旬に入居完了。待ちわびたマイホームでの暮らしを満喫しつつ、「建築士さんをはじめ、たくさんの業者さんが力を合わせて丁寧に建ててくれた家。長く大切に使っていきたいですね」と笑顔で話しています。

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