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暮らしを満喫する住まい イカットを住まいに取り入れて、快適に暮らす

大学で民族考古学を専攻する江上幹幸(ともこ)さんが、沖縄に職を得て、パートナーの小島曠太郎さんとともに東京を離れたのは1999年のこと。それから10年ほど経ったころ、宜野湾市に中古マンションを購入し、定年後の今もそこで暮らしています。

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☆ 緑の借景を楽しむ

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 この住居を気に入った理由は、お向かいの緑地帯の緑を借景とすることができたこと。そして、インテリアに前の居住者の趣味の良さを感じ、ほとんど手を加えることなく、移り住んだそうです。 間取りは4LDKで、エントランスホールから伸びた廊下の先に、ベランダのみずみずしい緑に彩られた、開放的なリビングが広がります。アジアン家具や雑貨で統一されたインテリアには、江上さんと小島さんのライフスタイルがそのまま現れています。
 というのも、お二人はインドネシアに深いつながりがあり、毎年少なくとも一度はともにインドネシアのレンバタ島ラマレラ村に通い続けて、かれこれ 年。壁や家具類に飾られた布は、すべてイカット(絣)と呼ばれるインドネシアの織物で、江上さんが現地で蒐集(しゅうしゅう)してきたものです。また、ダイニングチェアと、存在感のあるゴージャスなソファもインドネシア製です。
 もともと、江上さんは民芸品に心惹かれるところがあり、「家具類は、ほとんど東京にいたころ、古道具屋で求めたものです。それから食器もそう、染付の和食器を集めています」と、古いものを大事に使っています。また、リビングに置いた机は、「東京にいた頃、デパートで気に入って買った、沖縄の職人のものです。この作家さんにお会いしたいと思っているのですが」と江上さん。そう言われて、改めてみてみると、籠や陶器など、沖縄のものも、そこかしこに飾られています。

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☆ プチ・リフォームできちんと整理

 

玄関から入って二番目の部屋が小島さんの書斎です。ドアは取り払われ、入口から本棚が並び、まるで図書館のよう。奥の机の頭上にはつっかい棒が渡され、ラマレラ村の船の模型が吊り下げられています。ラマレラの男たちは、この素朴な帆船で海に出て、手投げ銛を使って、マッコウクジラを獲るのだそうです。実は小島さんは捕鯨文化をテーマとする物書きで、クジラに関する著書をいくつか出しています。
「これでも、本は大分処分したのだけれど」と小島さん。本とジャズのCDに占拠されていても、なんだか居心地がよさそうです。
 奥のリビングは、最近、仕切りを取り払い、ダイニングと一つの空間にしたばかり。「イカットの整理のために造りつけの壁面収納を作ってもらったら、リビングが窮屈に感じられたので、思い切って一つにしました」と江上さん。同時に、ダイニング側の壁面にも飾り棚を設け、こちらはオープンにして、布などを展示し、「アトリエ・バレオ」のお店として機能させています。 
 キッチンは広くはないのですが、お料理が得意な江上さんは、上手に使いこなしているようで、ここで和食の料理教室「キッチン・バレオ」も開いているとのこと。そのテーブルセッティングにも、イカットを取り入れて、美しく豊かな食卓を提案しています。

建築・建設会社

  • ■ Atelier BALEO(アトリエ・バレオ)
  • ■ 090-4359-4856(要予約)※2018年8月は休業

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