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人が集う家

リズミカルな空間でのびのび暮らす

南側前面道路に対して斜めに構えたファサードと、西面のライトブルーの壁が印象的なHさん宅。
吹き抜けを介して連続した2・3階の居住スペースは開放感があり、半屋外のデッキと屋上の緑化スペースが、室内外の 一体感を演出。
住宅街でありながら、周囲の視線を気にすることなく自然と意識が外へと抜けていく、居心地のよさを感じる住まいです。

こんな家!

☆ 吹き抜けとレイアウトの工夫で、縦横に開放感

浦添市の密集地に建つ、3階建てのピロティ形式の住宅です。南側前面道路から階段を上り、Hさん宅のシンボルでもあるブルーの壁を横目に室内へ。天井高を抑えた落ち着きのあるDK越しには、吹き抜けで開放感のあるリビングや半屋外のデッキが広がり、見上げれば、大きなガラス窓に切り取られた青空が、リビング上部にぽっかりと浮かんでいます。
タテ方向の視界の広がりに加えて、家の奥に進むほど、ヨコにも開けていくように感じるのは、「隣地と正対しないように、リビング奥の和室やデッキを、やや北東側に振っているからですよ」とHさん。そう言われて平面図を見ると、フロア中央にあるキッチン部分がキュッとくびれて、LDが外側へ張り出しているのが分かります。南側の主寝室も同様の理由から、前面道路に対して斜めに構えた形状をしており、キッチンを軸に南北2つの空間がシンメトリーに配置されています。
こうした採光手法や独特の家の形状は、建築士からの提案を受けて取り入れたもの。Hさんご夫妻が建築士と知り合ったのは、昨年2月の完成からさかのぼること3年ほど前。ご主人の実家の隣にある敷地が使えることになり、全国で2000名以上が登録する国内最大級の建築家ネットワーク「アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)」のイベントに参加して、紹介されたことがきっかけでした。過去の作風や建築に対する考え方が、お2人の意向にフィットしたのはもちろん、「打ち解けやすく、何でも気軽に相談できた」ことも、最終的に依頼する決め手になりました。
 最初に提案してもらったプランは3案。南北に斜めに振った現在の形状をはじめ、敷地形状に沿ったシンプルな箱型、外側を閉じて中に開いたコートハウス型と、それぞれに個性的な案が出そろいました。アパートを営む実家分の駐車スペースを確保するために、ピロティ形式にすることは必須条件。しばらく比較検討した結果、最もコンセプトが気に入った現在のプランを選択しました。

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☆ 室内外が緩やかにつながった、切れ目のない空間構成

 

デザイン面に対するHさんの希望は、「白を基調に、明るく広々とした空間にすること」。そして「建築士さんの住宅作品を見た中で、とても雰囲気がよかった」という作風に倣って、室内の壁と天井はオフホワイトの塗装仕上げをベースにしつつ、一部に打ち放しのコンクリートを織り交ぜました。また床材や建具は雰囲気を合わせて、ナチュラルな風合いの材料を採用しました。
細かな間取りについては主に一つだけ、「共働きで、2人の生活リズムが異なる日が多いので、主寝室と水回りをできるだけ離して配置したい」とリクエスト。その結果、バスルーム、トイレ、洗面・脱衣室、物干し場は、LDK西面のワンボックス内に集約。生活の利便性アップに加えて、隣地からの視線対策・西日対策にも効果を発揮しています。
切れ目のない、つながりを感じる空間構成も大きな特色です。主寝室を除けば、すべての居室が間仕切り壁を介さず連続しており、2・3階の間では会話だけではなく、手すり越しに視線も交わせます。「将来個室が必要になったら、家具やカーテンで仕切るなど、そのときに方法を考えます」とご主人。さらにリビングと和室はデッキを通じて、3階多目的室は屋上を通じて、それぞれ外部とつながっており、室内外の一体感をもたらしています。
住み始めた当初は、「自分たちの家とは思えないほど立派な家。きちんと暮らさなければ」と感じたというHさん。とはいえそこは、お2人の要望をくんでつくられた家、すぐに生活になじんできました。今では「遊びに来た人が皆、居心地のよさを褒めてくれて、長居していくんですよ」と奥さまが話すような、誰もがうらやむ快適な暮らしを営んでいます。

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