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暮らしの真ん中にキッチンがある家

市街地から離れた畑地の一角に、親子7人が暮らす平屋を新築したUさんご夫妻。「せっかくだからとびきりの設備を」と導入した大きなV字形のアイランドキッチンに合わせて間取りを構成。視線が抜ける開放感に加えて、効率的な家事動線が整えられた伸びやかな住まいです。

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☆ 2.1メートル×2のワークトップを持つV字形キッチン

「とにもかくにもわが家はキッチンが中心。間取りも空間のボリューム感も、キッチンに合わせてつくられています」と口をそろえるUさんご夫妻。それは決して誇張ではなく実際の話。
「せっかくのマイホーム。沖縄ではまだ見たことのないような設備を導入したい」と東京にあるメーカーのショールームまで足を運んで選んだアイランドキッチンは、一辺2メートル超のワークトップがV字に二辺連なった超巨大形。まずはこれだけのサイズが収まるスペースを確保した上で、一体的にLDKを構成し、そこから放射状に広がるように他の居室を配置していきました。
「 キッチンに住む がメーカーのコンセプト。わが家はそのうってつけの形ですから、メーカー主催のフォトコンテストに応募したらグランプリに選ばれるんじゃないかな(笑)」。
 そんなUさんご夫妻の家づくりは、ひょんなことで舞い込んだ土地の商談から始まりました。7年ほど前、ご主人が営む会社に突如一人の男性が現れ、「すぐ近くにあるあそこの土地を買わないか。使い道がなくて持て余している」と打診を受けました。市街地から離れた畑地の一角という、決して利便性が高いとはいえない環境とはいえ、Uさんのマイホーム用地としては職住近接がかなう好条件。扇状の変形地ですが約220坪と十分すぎる広さがあり、ご主人は「これも何かの縁だろう」と即断しました。
 程なくして知人筋から「優秀な人物がいる」との情報をキャッチし、その建築士が在籍する会社に設計・建築を依頼。一目ぼれしたアイランドキッチンの導入をはじめ、「駐車場は最低3台分」、「将来の増築スペースを確保」、「水回り・家事動線は広々と使いやすく」等々こだわりの要望を伝え、プランニングを進めていきました。

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☆ 水回りがコンパクトで動きやすい効率的な家事動線

 

キッチンはUさん宅の司令塔。V字のワークトップに手を置き正面を向けば、リビングをはじめ室内のほぼ全体を眺められ、デッキ越しには屋外の庭まで見通せます。顔を上げて、リビングの天井の緩やかな勾配に沿って視線を延ばしていくと、その先端には三角形にかたどられた採光窓があり、「夜は絶好の月見窓。満月の日はひときわきれいですよ」と奥さま。
 キッチンのすぐ右手にある洗面・ランドリースペースは、「それぞれの居室に着替えの保管場所をつくらなくて済むように」と収納が充実。隣接するサービスヤードは現在、壁と天井を簡易に覆って室内干し場として利用しており、洗濯・乾燥・片付けの作業が効率的にこなせます。またキッチンの真後ろを振り向けば、一坪サイズの光庭があり、「建築士さんが意図した採光・通風の機能に加えて、ちょっとした荷物置き場としても重宝しています」。
 キッチン以外にもこだわりが満載です。例えば床下の土台部分はシロアリの被害を抑えるために、金属製の束・根太・大引を採用。フローリングも「耐久性・耐蟻性が極めて高く、県内ではあまり流通していない希少な木材」と建材店から推奨された南米原産のパウアマレロ材を施工しました。
 新居で暮らし始めてから4年の間に、潤沢な敷地を生かして、子どもたちのサッカー練習場を整備したり、駐車場を豪華にしたり、外部空間が拡張しました。現在は屋外の庭の一角に「独立したゲストルームの増築を計画中」とのこと。今後は子どもたちの成長とともに、キッチンから見える家族の光景も少しずつ変わっていくことでしょう。

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