NEWS

かふうWEB > こんな家! > 家族がつながる、見通しのいい家

家族がつながる、見通しのいい家

離島から本島の住宅密集地に移り住んだUさん一家。
島の暮らしの心地よさを新しい家に取り入れて、のびのびと楽しく暮らしています。

こんな家!

☆ コンパクトで機能的な家

転勤で沖縄本島を離れて、自然豊かな島での暮らしを満喫していたUさん一家。ゆくゆくはと、実家の近くにすでに土地を求めてあったので、「本島に帰ってくるタイミングで、家ができていたらいいな」と考えるようになりました。ちょうどその頃、島を離れた際に参加したASJ(アーキテクツ・スタジオ・ジャパン)という建築家との家づくりを行なうスタジオのイベントで、以前から気になっていた建築士との出会いがあり、家づくりをお願いすることにしました。
「住宅情報誌などで作品を目にして、『いいな』と思っていた建築士さんでした。最初に、土地が坪と広くはないので、シンプルでいいから、コンパクトで機能的な家にしたい、とお願いしました」とUさんは振り返ります。また、島では小さいながら庭付きの平屋に暮らしていて、子どもたちが庭で楽しそうに遊ぶ姿を見ていたので、新しい家にもそのイメージを求めました。
 土地に限りがあるので、当初は2階建てのプランで話を進めましたが、次第に「平屋の方がすっきりコンパクトに収まるのでは」と気持ちが変化していきました。「島の家は狭かったけれど、子どもたちの様子がよくわかって、暮らしやすかった」と奥さまも同じ思いだったこともあり、平屋に変更しました。間口が狭く、奥行きが深い、その土地の形状に合わせて、前面に玄関とキッチン、中心に吹き抜けの広間、そこから奥に伸びる廊下の左右に子ども室と水回り、突き当たりに書斎兼寝室と、空間を縦一列に並べるシンプルなプランに落ち着きました。

続きを見る

☆ 秘密基地のような子ども室

 

コンクリート打ち放しの四角い外観の一部を、赤レンガとアルミルーバーが彩るUさんの家。間口は小さくとも、玄関からホールの先にある吹き抜けの広間へと視線が誘われて、全く狭さを感じさせません。
 広間はこの家の中心であり、家中の見晴らしがよく、廊下沿いの子ども室から、突き当たりの書斎兼寝室まで見通せます。キッチンは半独立型で、広間から駐車場側へI型に伸びています。
 ユニークなのは子ども室で、寝室へつながる廊下と一体にしつつ、空間を上下に分け、下を就寝スペース、上を勉強スペースに当てています。その結果、「上で遊んで、下におもちゃを持ってくることもないので、下が散らからない」と大絶賛するUさん。子どもたちにとっても秘密基地のような、大好きな場所になりました。
 島の暮らしで、畳の良さを実感し、「寝室は畳ベットのような、腰かけられる高さの畳間を希望しました。子どもたちもゴロンと横になれるから、畳がいいと言うので就寝スペースも畳にしました」とUさん。寝室の畳ベッドの下は収納として活用しています。
 本が大好きなUさん一家。Uさんは「こもりがちになるくらい」書斎が大のお気に入り。屋上に続くリビングの階段は、「子どもたちの読書スペースにもなるかな。屋上もそう。家の中に本を読める場所がいろいろあると楽しいと思いませんか」とUさん。コンパクトで機能的な上に、暮らして楽しい家。「家族のつながりをいつも大切にしてくれた建築家さんに感謝しています」と、大満足です。

建築・建設会社

  • ■ プラソ建築設計事務所
  • ■ 読谷村字大湾536島袋AP1F
  • ■ 小林志弘
  • ■ 098-989-0222
  • ■ http://plaso.jp

こんな家!に戻る >