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親+夫婦+子ども

子育て完了後の生活にフィット 最適サイズの2世帯住宅

住み慣れた築40年の家を建て替えて、完全分離型の2世帯住宅を新築。持て余し気味だった2階は子世帯に充てて、親世帯のKさんご夫妻は1階に入居。高齢のお2人にとって、間取りもサイズ感も「ちょうどいい」、快適な住まいができました。

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☆ 広さは求めず、効率的に動けるコンパクトな家を要望

北面道路で懐の浅い68坪の敷地。間口は広く、東西に約15メートルの長さがあるのに対し、南北の奥行きはその半分。以前は周囲にぐるりと塀が巡り、敷地形状に沿うように横長で2階建ての家が建っていました。
「昔ながらの間取りで、2階には個室が3つ。子どもたちが家にいる間は重宝していましたが、私たち夫婦2人になってからは管理が大変。下の階だけで生活を間に合わせるようになり、2階はほとんど物置状態でした」と振り返るKさんご夫妻。海抜100メートル近い高台のため、2階からの、さらに屋上からの眺めは抜群なのに、生かし切れないのは仕方ないけどもったいない。こんな具合に、せっかくの住まいを子育て完了後に持て余している方は、意外と多いかもしれません。
やがて孫たちが2人、3人と増えた頃、環境の変化に伴い建て替えの計画が急浮上。「せっかくだから」と長男家族との2世帯住宅を検討し、「家づくりの機会があればぜひお願いしたかった」という建設会社に相談。提案されたプランが気に入ったのはもちろんですが、「担当の建築士さんとのフィーリングがバッチリ」だったことで、すんなり話もまとまりました。
新しいKさん宅は、1階に親世帯のKさんご夫妻、2階に長男夫婦と孫3人の子世帯が入り、両者を外階段でつなぐ完全分離型の2世帯住宅。長男からは「趣味の車を余裕を持って置くことができ、将来ガレージをつくれるスペースがあれば」との希望があっただけで、他の一切はご両親に一任。そしてKさんが最も望んだのは、建て替え直前の教訓を踏まえ、効率的に動き回れるコンパクトな家にすること。具体的には、リビング、キッチン、寝室に加え、仏壇を置く和室と、それからご主人が教師を務める三線教室用の部屋を用意して、高齢のお2人でも無理なく使いこなせるように首尾良くレイアウトしてもらいました。

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☆ 屋外デッキを新設して室内外をつなぎ、 心地良さを創出

 

生まれ変わった新居は計画開始から約2年後に完成。以前まであった道路面の塀は取り払って、建物全体が通りから見えるようになり、「ちょっぴりモダンで品のある表情も気に入っています」と奥さま。このファサードの雰囲気を引き継ぐように、間取りだけではなく室内の装いも一新され、「明るくて気持ちのいい、外観に見合ったすてきな家になりました」。
家の形状は以前同様に横長の長方形。中央の玄関を上がると三線教室がある位置関係も、ほぼ変わりなし。踵を返してリビングに向かうと、正面にはフラットにつながる屋外デッキがあり、光と風を室内に運ぶ光庭の役割を果たすとともに、塀際の花壇が潤いも一緒に届けてくれます。この花壇は奥さまが元々手入れしていたものですが、「建て替え前はデッキはなかったし、建物と塀に挟まれているので暗くてジメジメした印象でした。それがこんなにも爽やかな空間になるなんて」と驚きの様子。今ではすっかりお気に入りの場所になり、晴れた日はデッキで朝食を取ることも多いそうです。
三線教室以外の居室は東西方向に真っすぐ並んでいます。リビングの両隣には対面キッチンと和室が置かれ、3室合わせると約22畳もの広々とした空間に。キッチンの背面には水回りと寝室が続き、家事も生活もグンとスムーズになりました。
「この年齢になってこんな快適な家に住めるなんて、思いも寄りませんでした。気持ちにも張りが出て、心身ともに若返ったようですよ」とご夫妻。2階の長男世帯との距離感も絶妙で、直接行き来しなくても、キッチン脇の小窓を通じて声や気配を常に感じ取れます。1階の庇を兼ねたテラスバルコニーは、両世帯が自由に集まる たまり場 を創出。縦横に笑顔が行き交う、新鮮な毎日を送っています。

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