NEWS

構造・階層別

かふうWEB > こんな家! > 構造・階層別 > RC造 > 人と猫が笑顔で暮らす家

こだわりのスペース

人と猫が笑顔で暮らす家

猫が大好きなKさんご夫妻は、老朽化した実家の建て替えを機に、猫専用の部屋を擁する2階建ての住まいを新築しました。
1階には大人数が集まれる和室と妹さんの個室を置き、2階にご夫妻の居住スペースと猫の部屋を配置。
ガラス張りのドア越しにLDKと猫部屋が向かい合い、人と猫がそれぞれに快適な暮らしを楽しんでいます。

こんな家!

☆ 大人数対応の和室、猫専用の部屋など、多様な性格の空間を盛り込む

住み慣れた実家を建て替えるにあたり、Kさんご夫妻は、自分たちの居住スペースよりむしろ、それ以外の場のつくり方について考えを巡らせていました。
まずはKさん宅が、仏壇を継ぐ家であるため、親類の集まりなどに対応できる広々としたスペースを確保すること。また、新居ではご主人の妹さんも一緒に暮らすことになりましたが、「ただ個室をつくるだけでは、居候のような肩身の狭い思いをさせてしまうから」と、お互いに独立した生活空間を設けること。そしてもう一つは、大好きな猫たち専用の部屋をつくること。
「以前はリビングでもどこでも、自由に歩き回れるようにして飼っていたのですが、それだとどうしても家の中があちこち傷ついてしまって。外に出たがる子も多く、玄関を常に開けておかねばならないので、防犯面・衛生面も気になっていました」とお2人は振り返ります。
設計は「公私にわたって付き合いがあり、全幅の信頼を置いていた」という建築士に依頼しました。1年間ほど時間をかけて打ち合わせを重ね、1階には大人数が集まれる畳間と妹さんの個室を置き、2階にLDKと主寝室、書斎、猫専用の部屋を配置する計画にまとまりました。
工事が始まったのは一昨年の梅雨明けの時期。「生まれ育った家が取り壊されるのを見たときは、何とも不思議な、切ない気分になりました」とご主人。それでも新居が出来上がるにつれて、「この家で新たな生活が始まるんだ」との実感を強め、徐々に楽しみを募らせていきました。

続きを見る

☆ ドア越しに愛猫とアイコンタクト。明るく爽やかなリビングで至福のひととき

 

昨年1月に完成した新居は、2色に塗り分けた箱を積み重ねたような、モダンでリズミカルな外観が印象的。玄関と階段回りの外壁にはレンガ調のタイルを配し、アクセントを添えています。さらに玄関上部には、2階の猫部屋とつながった「猫の遠見台」があり、自由気ままに過ごす猫たちの様子を駐車場からも確認できます。「窓の外をボーッと眺める猫たちに、道行く人がよく笑顔で手を振ってくれるんですよ」というように、近所でもすっかり評判になりました。
気になる猫部屋の設計は、Kさんに負けず劣らず「動物好き」を公言する建築士が、率先してアイデアを提供してくれました。床には爪を立てても傷つきにくいフロア材を選び、キャットウオークも「猫が楽しく遊べるように」と自在にレイアウト。またドアを閉めてもアイコンタクトが取れるように、大盤のガラスをはめ込んだ建具を特注しました。
もちろんお2人の居住スペースも、利便性・快適性を考え、緻密にデザインされています。2階のフロア中央には、20畳ほどの広さのあるLDKが堂々と横たわり、南面に連続して開口を設置。特にリビングは天井が一段高く、吹き抜けのような開放感があり、ハイサイドライトから差し込む光が室内を一層明るい雰囲気にしてくれています。
「どんな家にしたらいいのか、まったくイメージがわかなかった」と話す奥さまも、住み心地には大満足の様子。とりわけキッチンを中心にした家事動線は、左手にはパントリー(食品庫)、右手に進めばバスルームに洗濯・洗面室と、毎日使うスペースが直線上に連続し、効率よく作業をこなせます。
1階に大部屋を設けたことで、親類の行事に限らず、人が集まる機会も多くなりました。「人数が多いときは1階で、少ないときはリビングで」と臨機応変に使い分けることもできます。プライベートの時間もますます充実し、「リビングのソファに座って一杯やりながら、ドア越しに猫と目で会話している時間が至福の幸せ」と話すご主人。今宵もおいしいお酒が進みそうです。

建築・建設会社

  • ■ 樹(いつき)設計工房
  • ■ 098-994-0170

こんな家!に戻る >