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親+夫婦+子ども

開放的なテラスが「肝」の二世帯住宅

ご主人の実家を建て替え、上下分離型の二世帯住宅を築いたHさんご夫妻。
通風・採光に恵まれた環境を生かした間取りを整え、"階南東面に設置した屋外テラスは、
アウトドアが大好きなご家族に最適の、多目的スペースになりました。
施工中も積極的に現場に顔を出し、「家族の思い出に」と珪藻土を自ら塗装。
新築後もDIYで手を加えながら、引き続き家づくりを楽しんでいます。

こんな家!

☆ 2階テラスは絶好のアウトドアリビング。遊びに実用に大活躍

2つのフロアが微妙に角度をずらして重なり合い、外壁もきれいに上下で塗り分けられたHさん宅は、1階にご主人のご両親、2階にHさん一家4人が暮らす二世帯住宅です。周囲にぐるりと畑地が広がる自然豊かな環境に建ち、家じゅうどこでも風通しは抜群。とりわけ南東に大きく開いた2階テラスは見晴らしもよく、隣接するLDKと同規模の広さがあり、快適な住み心地を支える“肝”になっています。

「アウトドアが大好きな私たちには最高の空間です。テーブルを出して食事をとるのは日常茶飯事。この夏はテントを張って、キャンプすることを計画しています。建築士さんには“室内はコンパクトにまとめて、その分、テラスを広めにつくってほしい”と伝えていたのですが、大正解でしたね」とご主人。実用面でも、寝室から布団をベッドごと運んで天日干しにできるなど、さまざまなシーンで役立っています。
一方で1階は、ご両親の生活スタイルに即してきめ細かく設計されており、使い勝手のよさは言わずもがな。二世帯それぞれの希望にかなったHさん宅は、今年2月、ご両親が住む実家の建て替えによって誕生しました。当初は一緒に暮らす予定はなかったそうですが、「条件に合った土地がなかなか見つからなかったこと、実家の老朽化が一段と進んだこと。そうしたタイミングが重なって、建て替えて二世帯住宅を構えることにしました」とご主人は振り返ります。
設計は、建築会社選びに難航するさなか、親交のある建築士から提案されたプランを見て「一目ぼれしました」。特に気に入った点は、「遊び心があって、発想がとても自由なこと」。また一定の予算内で、適材適所の材料をアドバイスしてもらったことも、大きなサポートになりました。

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☆ 統一感のある空間が緩やかにつながる。DIYで家づくりは継続中

 

玄関は二世帯共用。トップライトからの光が注ぐ階段を上り、廊下兼用の書庫を抜けると、テラスと混然一体になった大空間が現れます。リビングの先にはテレビ台を挟んで、右手に子ども室、左手に主寝室が連続。また反対に、キッチンの北西側には、洗面室やバスルームに沿ってミニサイズのテラスが設けられています。

こうして全体を眺めると、すべてのスペースが切れ目なく緩やかにつながり、実際の面積以上の広さが感じられます。その中で1カ所だけ、書庫の奥にある予備室は、「親類や友人が泊まりがけで遊びに来られるように」と独立した空間として配置。普段はご夫妻の書斎代わりに重宝しているそうです。

小さめサイズのオリジナルキッチンも印象的です。これはもともと、「作業スペースは必要最小限で十分。生活スペースを圧迫したくないから」との奥さまの意向に合わせて取り入れたもの。意匠にも気を配り、キャビネットにはフローリングと同じ板材を張り付け、統一感を表しました。
 内外装のデザインでこだわったのは、仕上げ材よりも仕上げ方。適度に木の雰囲気を取り入れつつ、子ども室と主寝室、水回りの壁には調湿性を期待して珪藻土を採用し、「家づくりの思い出に」とHさん自ら施工しました。その他の壁や天井は、シンプルに白のペイントでまとめていますが、「これからどんどん変えていきますよ」とご主人は意気込み満点。
仕上げ材に限らず、新築後にさっそくキッチンや洗面室に棚を取り付けるなど、積極的にDIYに取り組んでいます。さらに「2階で庭がなくても緑が感じられるように、鉢植えなどの植栽を増やしていきたいですね」と奥さま。Hさんの家づくりは今なお、現在進行形で継続中です。

建築・建設会社

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