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石川青少年の家の「子どもアドベンチャー体験学習」

「自然の宝庫」といわれる、やんばるの森から都市近郊の森まで、一口に森といってもさまざまな顔があります。また、人によって森は生活の場にもなれば、仕事の場、娯楽や癒やしの場ともなります。
このシリーズでは、さまざまな顔を持つ、各地の森を訪ねていきます。

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☆ 夏休みの石川岳登山

 沖縄県立石川青少年の家は、毎年夏休みに小学4年生から6年生を対象とした「子どもアドベンチャー体験学習」を実施しています。この体験学習は3泊4日の日程で、山登りやカヌー、キャンプファイヤー、史跡巡りなど、さまざまな体験が楽しめます。8月11日に、そのうちのひとつ、石川岳登山に同行しました。
 石川岳は北の辺戸岳から南の読谷山岳まで続く国頭山地の南西部にあり、頂上付近にうるま市と金武町、恩納村の境界線があります。基本的に登山コースはA、B、Cの3つ。この日は子どもたち向けの東雲コースが用意され、3キロほどの道のりを3時間ほどかけて歩きました。
 最初は緩やかで広い道でしたが、登るにつれて細くなったり険しくなったり。急こう配の岩場では、木々の間に渡されたロープが頼りです。時おり、「まだ着かないの?」「参加しなければよかった」と、音を上げる子どもたちの声も聞かれましたが、全員無事登頂。達成感を感じて、元気を取り戻したようです。
 下山後、今年初参加の3人に話を聞きました。
「山登りは、とっても大変だったけれど、キノボリトカゲやリュウキュウハグロトンボなど、生き物もたくさん観察できてよかったです。すごく疲れていたけれど、頂上で休んで生き返りました」(安永君)。「楽しかった。また参加したい。暑かったけれど、頂上まで行けたからよかった」(松田君)。「山は好き。与那覇岳や於茂登岳など、たくさん登っているけれど、今日はあらためて山のすごさを知りました」(福君)。

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☆ 山に親しみ 山の恵みに感謝を

 

 沖縄県立石川青少年の家の主任専門職員で、登山担当の上運天清さんに石川岳の話を聞きました。
「石川岳は中部にありますが、やんばるの山と雰囲気は似ています。南部からでも気軽に山登りを楽しめる距離にあるところが魅力だと思います。難易度の低いAコースから始めて、B、Cとチャレンジしていくことをお勧めします。登山の前に、こちらで受け付けをしてもらっていますが、去年の記録では延べ5000人の登山客がありました。
 この体験学習の目的は、子どもたちが協力し合いながら、自然体験をすること。山に親しむことで山の恵みに気づき、感謝する気持ちを持ってほしい。カレーを作ったりパンを焼いたりという体験も含めて、生きる力を養うという意味もあります。楽しいことばかりではなく、きついときにはもろに顔に出ます。そういうときには、“ここでがんばりましょう”と声をかける。自分で乗り切る力をつけていく。それがこの体験学習のいいところだと思っています」

お問い合せ

■ 沖縄県立石川青少年の家 うるま市石川3491-2

■ 098-964-3263

■ www.unai-sc.net

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