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緑と暮らす「ガーデニング日和」 第6回 誰のための庭造り?

 前回は生活の中における庭のバランスについて話しましたが、結果的にガーデニングは自分のできる力量の中で楽しむことが、長く続けられるコツではないでしょうか。

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☆ 長く楽しむガーデニングのコツ

 昨今、地域やコミュニティーではオープンガーデンが盛んにおこなわれていますね。たくさんの人に見ていただくわけですから、さぞ地道な管理やメンテナンスをされていることと思いますが、以前こんな相談を受けた事がありました。
「色々なお客様が毎日のように見学にいらっしゃるので、ずっと花々を咲かせ続けて維持するのに疲れている」と。多分、ガーデニングにストレスを感じてしまっているのかなぁ〜と、思いました。自宅の庭は公共の公園でも植物園でもないのですから。本来はその方が、ガーデニングを楽しまれているのが一番なんでしょうけどね。

 ずっと咲かせようと、いっぱい詰め込んでも良くありません。その空間に合ったバランスがとても大事なんです。植物は、葉物もあれば、高木、低木類、常緑樹に落葉樹、球根類や季節の草花、寄せ植えなどのコンテナガーデンと、種類は多岐にわたります。日なたを好むものもあれば、日陰に適したものもあります。そういった意味でも植物には大方、定位置があるといっても過言ではないかもしれませんね。

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☆ ガーデナーの仕事と植物

 

 ガーデナーの仕事は、いろいろな植物たちがいかに伸び伸びと育っていけるか、その環境をつくること、土作りを含めた土台作りだと考えます。ある意味植物たちの力を借りないといけないんです。
 
 しかし、植物も生き物です。育ち方も一緒ということはなく、早い物もあれば、遅い物もある様に、環境に馴染む早さも一緒ではありません。鉢物などにもあると思いますが、いきなり葉っぱが黄色になって落ちたと言う話をよく聞きます。「しっかり水をあげているのに」と。植栽した植物も一緒で、環境が一気に変わることで蒸散のバランスが崩れて起こる現象です。人が新しい場所に越して暮らし始める時と一緒で、新しい環境に合わせてまた新葉が吹き始めます。優しい気持ちで温かく見守ってあげて下さい。最低でも根をしっかり張り始めるまでは1年から3年かかりますから。

 ガーデニングは、始めたときがスタートです。誰のためとは言いませんが、あくまで無理の無いことが一番だと思います。背伸びせずに力を抜いて楽しみながらガーデニングライフを目指してほしいです。 

 次回は庭造りのゾーニングからプランニングについて、を予定しています。

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