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水回りの補修

きれいが100年続くトイレの新素材

簡単な掃除をするだけで、新品時の白さ・輝きが「100年」続くことをうたった、トイレのための新素材が誕生。搭載製品も続々と発売され、これからの住宅トイレのスタンダードになりそうです。

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☆ ポイントは超親水性。水の力だけで汚れを洗い流し、水アカも防ぐ

きれいが100年続くトイレの新素材

 今年4月に発売されたトイレの新素材「アクアセラミック」が評判を呼んでいます。これは「株式会社LIXIL」(沖縄支店、宜野湾市大謝名)が四半世紀にわたって取り組んできた、衛生陶器の防汚技術の結晶で、新品時の美しさが「100年」続くことを業界では初めて「公言」しました。
 具体的には、便器に付いた汚物よごれが、水を流すだけで簡単に落ちること、リング状の黒ずみや水アカがこびりつかないこと、そして簡単な掃除をするだけで、こうした性能が100年続くことが掲げられています。以下、それぞれの特長について詳しく見ていきましょう。
❶トイレの汚れがツルンと落ちる
 アクアセラミックは、従来の衛生陶器や樹脂と比べて、格段に水となじみやすい性質(超親水性)を持っています。水の力だけで汚物がきれいに落ちるのは、陶器表面で水が玉にならず被膜のようにべったりと張り付いて、汚物の下に入り込み、浮かせて流すという仕組みです。便に微量に含まれた油分も付着せず、例えば油性インクで書いた文字なども、水を流せばツルンとはがすことができます。

❷水アカがこびりつかない
 一般的な衛生陶器では、使用しているうちに水アカが固着します。これは陶器表面がぬれて乾くと、陶器中の水酸基(OH)と洗浄水に含まれる二酸化ケイ素が結合し発生するもので、一度水アカが固着してしまうと洗剤で落とすのも一苦労です。アクアセラミックでは、水酸基が陶器表面に表出しない構造になっており、二酸化ケイ素との結合が阻止されるので、ツルツルとした白く美しい状態を維持できます。

❸新品時のツルツルが100年続く
 この「100年」という数字には客観的な裏付けがあります。陶器表面の同一部位をトイレ用ブラシで毎日2往復、掃除する想定で試験した結果、約7万回(100年相当)こすっても効果が保たれていることが確認されました。逆の見方をすれば、100年相当の美観を維持するには掃除が必要といえますが、それでも強力な洗剤を使うことなく、ブラシで2度こするだけで済むと考えれば、従来の手間と労力がどれだけ軽減できるかは、言うまでもありません。

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☆ 先進の機能が満載の新型サティス

 

 アクアセラミックの誕生により、LIXILではすべての住宅トイレでこれを展開。トップブランドの「サティス」を含む6タイプの主力製品に標準装備されるようになり、残り2タイプの汎用製品もオプションでの選択が可能になりました。

 さらにアクアセラミックという素材面の特長に加えて、同社のトイレ製品には、便利さ・快適さを追求した、さまざまな優れた機能が備わっています。ここでは「サティス」Gタイプ・Sタイプを例に、進化を遂げた先進の機能をご紹介します。

❶パワーストリーム洗浄
 3つの吐水口から、一気に洗浄水を吐出。強力な水流が便器鉢内の隅々まで回り、少量の水で効果的に汚れを洗い流します。サティス以外の全ブランド・タイプにも標準装備されています。

❷エアシールド脱臭
 食品スーパーの冷蔵・冷凍ショーケースなどで見かけることの多い「エアカーテン」の技術を応用。便器鉢内に気流を発生させてにおいを吸い込み、強力に脱臭します。従来のトイレと比べて、においが漏れる量を43%軽減することに成功しました。

❸泡クッション
 溜水面に張った泡が、男性立ち小用時の飛沫汚れや着水音を防止します。泡のない通常の溜水面と比べて、飛沫を92%抑制し、着水音は約7・5dB(約13%)低減。Gタイプだけの搭載機能です。

❹その他
 1日1回便ふたが自動で開き、プラズマクラスターと脱臭剤の相乗効果でトイレ空間を脱臭する「ルームリフレ」(一部グレードを除く)、プラズマクラスターによる除菌の状況を青い光で知らせてくれる「鉢内除菌」、台風などで停電したときでも手動で水を流せる「停電対応」(以上2つは全ブランド・タイプ共通)など、快適なトイレ空間を実現するさまざまな機能があります。

 またアクアセラミックを装備した新型サティスは、一段とシンプルなフォルムにリモデルされ、トイレ空間がより広く感じられるようになりました。従来製品と比べて、Gタイプは12ミリ、Sタイプは32ミリ、それぞれ高さが抑えられています。さらに便ふたと便器の段差も解消し、表示部・リモコン受光部を洗浄ボタンと一体化するなど、余分なラインを排除してすっきりとしたデザインに生まれ変わりました。

 新型サティスを含む各トイレブランドは、国道58号沿いの宜野湾市大謝名にある「LIXILショールーム」で展示されています。前述の先進の機能をはじめ、アクアセラミックの防汚テストの様子、実際のサイズ感・使用感などを直接確認できます。

取材協力

■ 株式会社LIXIL沖縄支店

宜野湾市字大謝名237-5

0120-179-400(水まわり商品)

http://www.lixil.co.jp/showroom/kyushu/lixil_okinawa/

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