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「木造住宅を建てるならオール電化」未来基準の省エネ・防災力を備えた暮らし

「木造住宅を建てるならオール電化」未来基準の省エネ・防災力を備えた暮らし

IHクッキングヒーターを使った調理体験もできる「カエルぴあ なは」。オール電化の便利さに触れることができます

「木造住宅を建てるならオール電化」未来基準の省エネ・防災力を備えた暮らし

木造住宅にこそ、オール電化。その相性のよさをAさん家族も実感中
取材協力:ハルモデザイン株式会社

木造住宅とオール電化相性バツグンのワケ

いまどきの新築住宅は、「省エネ」がキーワード。いかに高断熱・高気密を実現し、消費エネルギーを減らすかが課題になっています。それは木造住宅も同様です。これまでは、木造というと、熱伝導率が低いため断熱性に優れ、調湿性がある半面、気密性については弱点とされてきました。しかし最近は、高断熱・高気密の性能が備わったものが主流になっています。
 そんな木造住宅は、実はオール電化との相性がよいということを知っていますか? オール電化とは、給湯、厨房、冷暖房の熱源を電気でまかなうこと。具体的には、省エネ性能にすぐれた電気給湯設備「エコキュート」とIHクッキングヒーターを導入することです。
 木造住宅で最も心配されるのは火災。IHクッキングヒーターは火を使わないので、火災のリスクが低く安心。また輻射熱が少なく、料理中にキッチンが暑くなりにくいため、高い気密性をもった木造住宅では室温の変化が抑えられ省エネにつながります。これらが、木造住宅とオール電化が好相性といわれる理由です。

「木造住宅を建てるならオール電化」未来基準の省エネ・防災力を備えた暮らし

エコキュートは、ヒートポンプ技術を使用し、大気中の熱でお湯を沸かす、環境にやさしい給湯器

省エネ・おトクなオール電化のある暮らし

省エネの住まいでも、毎日使う電気はランニングコストにも大きく影響するため、経済性は気になるところです。
 オール電化にすると、毎月の電気代が10%割引になるほか、夜間(23時~翌朝7時)に使用したすべての電化製品の電気料金も60%オフ(オール電化の夜間電力が格安なのは、沖縄電力との契約世帯だけ)。ライフスタイルに合った料金プランを選択すれば、電気料金がかなりおトクになるのは見逃せません。さらに光熱費を1本化することで家計管理がしやすくなるほか、節電意識も高まるといううれしいおまけもついてきます。

「木造住宅を建てるならオール電化」未来基準の省エネ・防災力を備えた暮らし

火を使わないので、火災のリスクが低減。キッチンが暑くならないので省エネにつながります

防災に対応した未来型の住まい

近年、住宅に対し「省エネ」とともに重要視されているのが、自然災害による被害を最小化し、早く普及できる「防災力」です。
 太陽光発電や家庭用蓄電池を導入する家庭が増えてきていますが、オール電化と組み合わせることで、災害時にその実力を発揮する未来型の住まいとなるでしょう。
 具体的には、エコキュートは貯湯式のため、タンク内にお湯が残っていれば停電の時でもシャワーを使用することが可能。また災害時には、最大2リットルのペットボトル185本分(4人家族で約3日分に相当)が生活用水として確保できます(容量370リットルの場合)。
 電力についても、太陽光発電で創った電気を蓄電池に貯めておくと、その電気を夜間に使えるほか、さらに電気自動車(EV)があれば、EVに貯まった電力を家に供給して、災害時でも普段に近い生活を送ることができるのです。
 これらの設備を備えた高断熱・高気密住宅は、太陽光などで創り出すエネルギーと使うエネルギーがプラスマイナス0になる「ZEH(ゼッチ:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」といわれ、国は2030年までに新築住宅の平均がZEH仕様となることを目指しています。
 環境を考えた省エネ性能を住まいにプラスすることで、手に入る未来基準の暮らし。それにはオール電化の導入は欠かせません。住まいづくりを計画するタイミングで、オール電化についても検討してみてはいかがでしょうか。
 オール電化についての疑問や機器の使用体験などは、カエルぴあなはへお気軽に。フェア開催中の今ならお得な情報もゲットできるかもしれませんよ。

名称
オール電化体験施設 カエルぴあ なは
営業時間
9:00~17:00(月曜・旧盆・年末年始は休館)
住所
那覇市旭町114-4 おきでん那覇ビル2F
TEL
070-5819-0984
ホームページ
http://www.kaeru.tv/

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