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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

こんな家に住みたい

場所に合った開口計画で穏やかな光が満ちる居住空間を実現

場所に合った開口計画で穏やかな光が満ちる居住空間を実現

DATA
設  計: 建築空間Abbot
    (担当:當山茂)
敷地面積: 177.59㎡(53.81坪)
建築面積: 106.24㎡(32.19坪)
延床面積: 195.49㎡(59.24坪)
用途地域: 第二種中高層住居専用地域
構  造: 壁式鉄筋コンクリート造2階建て
完成時期: 2018年9月
建  築: 有限会社沖忠建設
    (担当:崎山喜忠)
電  気: 有限会社中原電設
    (担当:仲村直也、高良弘二)
水  道: 前田設備
    (担当:前田勲、祝嶺好範、備瀬知秀)
キッチン: 株式会社クッチーナ
    (担当:福田美直)

コンクリート打ち放しの無機質さと木の温かさ、それぞれの素材を組み合わせたシンプルなデザインが魅力の住まいです。

構造は梁や柱などの凹凸がない壁式鉄筋コンクリート造を採用。三方を高い建物に囲まれ圧迫感のある敷地で明るい家を造るべく、通風・採光については、視線の抜けが確保できる2階の北側にLDKを配置して大開口を設けたほか、階段室には壁一面のFIX窓、光庭の役割を果たす洗濯干し場を設けるなど場所に応じた開口計画を行い、明るく開放感のある居住スペースを実現しました。

1階は造り付けの収納家具で仕切っただけのワンルームとデッキテラスのみですが、ここはご主人の両親との二世帯住宅を前提にプランニングされたもので、最小限の工事で水回りや居室が確保できるよう配管は済ませています。2階はスキップフロアを用いてLDKと子ども室、水回りなどを配置した立体的な空間構成。LDK以外の空間は80cmほど高い位置にあるので、料理中も目線が合わせやすく子どもたちとのコミュニケーションはスムーズです。

場所に合った開口計画で穏やかな光が満ちる居住空間を実現

外観。ビルドインの駐車場の奥には家の中に直接出入りできるドアと、アウトドア用品などを保管する収納庫がある

場所に合った開口計画で穏やかな光が満ちる居住空間を実現

階段室から玄関を見る。壁際に設けたトップライトから光が降り注ぎ、坪庭風にしつらえたコーナーを引き立てる。写真に向かって右手の通路を進むと親世帯のスペースがある

場所に合った開口計画で穏やかな光が満ちる居住空間を実現

キッチンからリビング側を見る。テラスを配した大開口部から公園の緑や空の眺めが楽しめる

設計・施工会社

建築空間アボット Abbot

TEL:098-937-7334http://abbot-touyama.boy.jp/

TEL:098-937-7334http://abbot-touyama.boy.jp/

沖縄市泡瀬2-7-23 アートヴィラ102

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