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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

家づくりのヒント

建築には、関わった人の思いが立ち現れる 打ち合わせにはぜひ夫婦2人そろって参加を

建築には、関わった人の思いが立ち現れる 打ち合わせにはぜひ夫婦2人そろって参加を

DATA
会社:松島デザイン事務所

プランの成否を左右する大きな要因として、建築家の松島良貴さんは「設計者と施主の関係性」が重要だと指摘します。最初はお互いに初対面でも、親類や友人のような関係を築いて「この人のために」、「この人になら」と熱量を持ってコミュニケーションを重ねれば、よりきめ細かな発想が生まれる可能性は飛躍的に高まり、そのためにも「ご夫婦であれば、できるだけ2人そろって打ち合わせに参加してほしい」。たとえどちらか一方で話が済む場合でも、同席中の何気ないやり取りを垣間見ることで、言葉に表れない心の機微をくみ取れることもあるでしょう。今回のTさん宅も、奥さまとご主人の思いがこもった空間が、コンクリート打ち放しのコートハウスとなって立ち現れています。

設計・施工会社

中城村字南上原817 南上原ハイツ(B棟)

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