DIY STYLE with カインズ ♯8
週刊かふう2019年12月13日号に掲載された内容です。
作品ナンバー#8 端材で作ったクリスマスツリー&スノードーム
制作:野國さつき 指導:太田 栄二郎
子どもと楽しむクリスマスのDIY
カインズ工房でDIYを楽しくマスターする本企画! 今回は日本中が笑顔に包まれるイベントのアイテムをセレクトしました。
11月から既にクリスマスモード一色! 街中にはクリスマスソングが流れ、通りはイルミネーションでキラキラ、行きかう人の姿もどことなく嬉しそうに見えてきます。ちょっと前に「恋人たちのクリスマス」といったクリスマスソングが大ヒットしましたが(今でも定番です)、やはり主役は子どもたち。ということで、小さなお子さまでも楽しく作れるクリスマスグッズを考えてみました。
まずは定番のクリスマスツリーから。材料は格安で購入できる端材を使ったので、ふところにも優しく心も温まる逸品です。ノコギリで切る作業はありますが、電動工具の類いは一切使用せず、くぎやビスも使わないので安心安全なDIYですから是非チャレンジしてみてください。
スノードームは、さらに簡単で、誰でも楽しめるお手軽なDIY。キットで売られている製品ですが、中に入れるものを変えれば自分なりのアレンジが楽しめそうです。このスノードームの工作教室が、今週末にカインズABLOうるま店で開催されますので、親子で参加して楽しいクリスマスの思い出にしてみましょう。
他にも、カインズの定番商品をデコレーションでクリスマス風にアレンジしてみましたので参考にしてください。
クリスマスが終わると、次はお正月。子どもたちが主役の季節が続きます。今年のDIYスタイルはこれで最後となりますが、よいお年をお迎えください。
端材で作ったクリスマスツリー
Material(材料)
端材(SPF材)………(150×42×12mm)14枚
背板(シナ合板)……(600×300mm)1枚
Tool(工具)
手ノコ、さしがね、サンドペーパー(#400、#600)、木工ボンド
(塗装)
ミルクペイント(ハニーマスタード、クリームバニラ、インディアンターコイズ)、
水性ステインカラーズ(マホガニー)、マスキングテープ、ウエスまたはウエットティッシュ、水性用刷毛(中・小)
TODAY’S WORK 所要時間:約1時間 (乾燥別)
01/仮組し、長さを決める
端材(材料)を仮組し、枝の段数や長さをイメージします。
02/寸法を取り、余りはカット
イメージが決まったら寸法を測り、余った部分はカット。余りは枝の継ぎ足しやポットに使えるので捨てないように。
03/ペイント
枝をミルクペイント、幹を水性ステインで塗装します。今回は3色で色付けしましたが、色数はお好みで。
04/貼り付けて完成
塗料が乾いたら背板にボンドで貼り付けていきます。場所を間違えないように注意。全部貼ったら微調整し完成です。
05/飾りつけ
オーナメントやモールをデコレーション。壁に立て掛けたりしてお楽しみください。
今回はツリーを板に張り付けて制作しましたが、裏に柱を通して自立させることも可能です。
スノードーム
逆さにするとスノーパウダーがキラキラと舞います。手にとって楽しめプレゼントにもおすすめです。
01/レイアウトを決める
キットパーツの、ツリーやサンタクロース、スノーマンなどから2個とクリアのプラスチック3~4個を自分の好きなレイアウトで並べます。
02/瞬間接着剤で固定
各パーツを瞬間接着剤でベース(台座)に貼り付けます。すべてのパーツを貼り終えたら専用の硬化促進剤を吹きます。
硬化を速める他、すきまの充填や白化現象(周辺が白くなる)の防止になります。
03/ドームを造る
ドームにスノーパウダーを付属のスプーン2杯(適量)を入れ、ドーム内のパウダーが拡散しないように水をゆっくり注ぎます。
04/組み立て
ドームを逆さに持ち、ベースをゆっくりねじ込みます。再び水に浸し、中に残った空気を下の弁から抜いて完成。
05/完成
静電気でスノーパウダーが固まる場合がありますが、時間が経つときれいに舞うようになります。
カインズの商品をクリスマス・アレンジ
子どもたちの秘密基地をツリーに見立てサンタクロースをお出迎え
ティピーは、もともとはアメリカの先住民であるインディアンが簡易的な住居として使っていたテント。最近は、インテリアとして部屋に置く家庭も多く、子どもたちにはちょっとした秘密基地気分が味わえると人気です。クリスマスには、ティピーの円錐形のフォルムをツリーに見立て、デコレートを楽しみましょう。ベルやオーナメントボール(球)などクリスマスらしいアイテムはもちろん、子どものお気に入りの人形や小物、カードなど、好きなものを紐に取り付け、飾り付けます。クリスマスの朝、ティピーの入り口を開けたら、そこにはサンタさんからのプレゼントが! なんてサプライズも楽しめますよ。
キャットハウスもデコレーション。ペットと過ごすクリスマス
背の高いキャットウォークやキャットハウスも、部屋のインテリアの一部ともいえます。これらもクリスマス仕様にして愛猫とともにクリスマスを楽しみませんか? 猫たちの動きを妨げたり、引っ掛けてケガをしたりしないような場所に、やわらかいぬいぐるみや靴下などを賑やかにデコレーション。猫が喜びそうなプレゼントを用意することもお忘れなく!