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気になる土地の評価 File.1 沖縄県の不動産市況

気になる土地の評価 File.1 沖縄県の不動産市況

週刊かふう2018年4月6日号に掲載された内容です。

File.1 沖縄県の不動産市況

全国でも注目される沖縄の不動産市況。私、髙平光一が、毎月わかりやすく解説いたします。

気になる土地の評価 File.1 沖縄県の不動産市況

3月には浦添市西洲と宜野湾市宇地泊を結ぶ、西海岸道路が開通。道路の整備が地価の上昇に拍車をかけるようです

3月に、国土交通省より2018年の公示地価が発表されました。

 5年連続で上昇をみせてきた沖縄県の地価は、住宅地、工業地、全用途で全国1位の地価上昇率となりました。商業地でも京都府について2位の地価上昇率ですから、本当にすごいですね。しかし、この公示地価も半年から一年ほど前の指標を基に算出したものですから、現在はさらに高いものとなっているものと思われます。
 気になる中身ですが、那覇市のみならず、浦添市や宜野湾市、北谷町や八重瀬町など那覇市周辺地域の地価の上昇も顕著です。ただ、細かく見てみるとすべての地域の地価が大きく上昇しているわけではありません。大きく上昇している地域にはいくつかの明確な要因があるのです。その要因をキーワードにしてみました。

キーワード❶土地区画整理事業

 那覇市の新都心をはじめ、地価の上昇が著しい地域は土地区画整理事業を行っています。土地区画整理事業を行っている地域は住環境が良好で、利便性が高いことから人気が非常に高いですね。北谷町や八重瀬町などは土地区画整理事業を行った結果、住環境が良好になって、さらには商業施設も充実しています。

キーワード❷インフラ整備

 豊見城市や八重瀬町は幹線道路が整備され、那覇市までの時間距離が格段に短くなりました。渋滞が少ない分、那覇市周辺地域のほうが交通利便性は高い場合もあります。それにも関わらず、土地価格は那覇市と比較すればまだまだ割安といえるでしょう。

気になる土地の評価 File.1 沖縄県の不動産市況

キーワード❸利率

 不動産は、金融機関から融資を受けて購入することが一般的と思われますから、やはり利息は少ない方がいいですね。利率が低く、担保価値が高い現在の不動産市況を考慮すると融資を受けやすい環境が整っています。

 細かく見れば他にも要因はあるのですが、このような状況から不動産需要は旺盛で、地価の上昇につながっているといえます。
 そのほかにも観光客の増加により商業需要が高まっているとか、工業地需要の増加だとか、地価への影響は多岐にわたります。
 この流れも、リーマンショックほどの突然で大きな出来事がない限り、いましばらく沖縄の地価は上昇傾向を示すでしょう。

気になる土地の評価 File.1 沖縄県の不動産市況

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