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気になる土地の評価 File.11 北中城村、中城村および西原町の不動産市況

気になる土地の評価 File.11 北中城村、中城村および西原町の不動産市況

週刊かふう2019年3月1日号に掲載された内容です。

File.11 北中城村、中城村および西原町の不動産市況

全国的にも注目される沖縄県の不動産市況。今回は、北中城村、中城村および西原町の地価動向についてみていきます。

気になる土地の評価 File.11 北中城村、中城村および西原町の不動産市況

イオンモール沖縄ライカムから臨む北中城村の高層マンション群。需要と供給の好バランスで売れ行きも好調のようだ

大型複合商業施設が地価に好影響

 本島中部に位置する北中城村と中城村ですが、大型複合商業施設イオンモール沖縄ライカムができたことによる地価への影響が大きいようです。
 このイオンライカム周辺は、北中城村アワセ土地区画整理事業が施行中で、分譲マンションも数多く建築されており、急激に発展する地域といえます。同様に、中城村では南上原土地区画整理事業により良好な宅地が供給されており、この地域内の土地取引も活発です。

気になる土地の評価 File.11 北中城村、中城村および西原町の不動産市況

戸建てが人気だった中城村南上原にも、高層の分譲マンションが増えてきた

三者三様で土地区画整理事業の効果

 中城(県)-1(中城村南上原)は、南上原土地区画整理事業地内のポイントですが、平成30年9月発表の地価調査によると1㎡あたり9万4000円で11.9ポイントも上昇しました。この調子で上がると浦添市や宜野湾市よりもこの地域の地価が高くなりそうな勢いです。
 西原町もMICEの誘致によるランドマークが期待され、土地区画整理事業も進行しています。以前も話ししたようにランドマーク的なものがあって、土地区画整理事業が進む地域の地価はほぼ確実に上昇します。やはり、土地区画整理事業の効果は大きいですね。
 また、これらの3町村に共通していることは、市街化調整区域という地域が多いということです。

まだまだ割安感はあるが……

 市街化調整区域を簡単に説明すると、市街化(都市化)を抑制する地域ということです。例外的な地域はありますが、基本的には建物の建築などでいろいろな規制がかかるため、那覇市などと比べると地域の開発は少々難しい地域ともいえるでしょう。そのため数年前までは、このような地域性から不動産取引が多いわけではありませんでした。
 ところが、近年ではこの状況が変化してきました。これまでに大きく地価が上昇した周辺地域(浦添市・宜野湾市)と比較すると、これら3町村の地価はかなり割安感があります。地価調査によると、北中城(県)-3(北中城村安谷屋)では1㎡当たり4万300円で+3.9%、中城(県)-3(中城村和宇慶)でも1㎡あたり4万100円で+2.0%、西原(県)-4(西原町安室)で1㎡あたり5万5300円、+5.1%と上昇しています。
 いずれも市街化調整区域内の地点ですが、那覇市などと比べると地価は相対的にまだまだ安い水準といえるでしょう。ただし、注意してほしいことは、この市街化調整区域という規制により建物が建てられない場合があるということです。住宅を建築したいなら、建物の建築が可能かを行政に確認する必要があるでしょう。
 次回は名護市およびその隣接町村についてお話します。

気になる土地の評価 File.11 北中城村、中城村および西原町の不動産市況

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