寿ちょっぴりDIY #4 夏休みの工作に!100均素材で作る月面ライト
週刊かふう2025年7月25日号に掲載された内容です。
家の中で月が光る!? ワクワクいっぱいのDIY
夏休みが始まりました! 子どもたちがワクワクするこの季節、家族で楽しいイベントを計画されている方も多いのではないでしょうか。でも外は暑くてお出かけも大変。そんなときこそお家で楽しめるDIYがおすすめ。今回は手のひらサイズの箱の中に紙粘土で作った月を置き、LEDライトを灯して楽しむ幻想的な「月面ライト」の作り方を紹介します。
アイデアを生かせば楽しみ方も広がる
部屋の電気を消して月面ライトを点灯すれば、まるで宇宙に浮かぶ月のような美しい輝きが広がります。持ち運びがしやすいので子ども机の上に飾るもよし、壁掛けにアレンジしておしゃれなインテリアとして楽しむのもおすすめです。さらに、光の色を変えられる調色LEDライトを使えば、好みの色や気分に合わせた演出が可能。
材料は100円均一で簡単に揃い、必要な道具も家にあるものばかりで準備に手間がかかりません。紙粘土の月にクレーターを作ったり、宇宙人の足跡をつけたり、お子さんとアイデアを出し合いながら自由にアレンジできるのも楽しめるポイントです。夢中になって作るうちに、親子の会話も自然と増え、思い出深い時間になること間違いなし! 創造力を刺激しながら制作できる月面ライト。ぜひ夏休みの思い出に挑戦してみませんか?
手順(詳細は動画を確認してください)
01/木箱の底に円を描き、ボンドを塗る
箱の底面の中心に直径130mmの円をコンパスで描いて、月の位置を決める。これから置いていく紙粘土が剥がれないようにするために、木工用ボンドを円よりも少し大きめにたっぷりと塗っておく。
02/紙粘土で月面を作る
ボンドが乾く前に紙粘土ちぎって円の上に置き、指で形を整えていく。中央はふっくらと高く、外側に向かってなだらかになるようにする。水で指を濡らしながらなめらかに形を整えていく。
03/紙粘土に模様をつける
瓶の底を使ってクレーターをかたどったり、割りばしの先で凹凸をつけたりして、好きなように模様をつける。アルミホイルや歯ブラシなどを使ってみてもOK。創造力を生かして自分だけの月面に!
04/LEDテープライトを設置する
LEDテープライトのコードは箱の隅から出るようにし、箱の内側の側面上部に貼り付ける。一周貼り付けたら余分な部分をはさみでカットする。
05/箱のふたを作る
厚紙に木箱の大きさより1~2mm大きく型をとる。写真中央のように、ふたのかぶせ分(15~30㎜)を追加で描き、中央にコンパスで直径100mmの丸窓も描いて切り取る。四隅は組み立てやすいようにハサミで切り込みを入れる。
06/ふたに装飾をする
ふたの表面に絵の具で好きな色を塗る。筆でかすれたように色を塗ったり、写真中央のように歯ブラシに絵の具をつけて指でしぶきを飛ばしたり、好きな道具を使って色や模様をつける。
07/ふたを組み立てて完成
ふたの四隅を組み立て、ボンドで固定し乾かす。乾いたら木箱にかぶせて完成。紙粘土が乾くまでに1~2日程度かかるため、ふたを開けて乾燥させる。