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不動産売買のタイミング File.17 西原町の不動産売買のタイミング

不動産売買のタイミング File.17 西原町の不動産売買のタイミング

県内各地の不動産売買のタイミングについてお話します。今回は、沖縄自動車道・幸地IC(仮称)の新設計画で注目の西原町の売買のタイミングについてお話したいと思います。

 

週刊かふう2023年8月4日号に掲載された内容です。

交通網の整備と区画整理事業で注目のエリアに!

 今年3月に発表された地価公示において、西原町の住宅地で下落している地点はありませんでした。しかも、西原町は全体的に地価の上昇が大きく、北中城村など同様に上昇率は上位に位置されます。もっとも、県内で地価の上昇がすごいのは石垣市や宮古島市で、その上昇率は尋常じゃありませんが、離島はまたの機会にお話しするとして、ここでは西原町のお話に戻します。

 まずは住宅地です。一番上昇した地点は棚原の西原-2で昨年は㎡あたり8万5500円でしたが、今年は9万500円となり、その上昇率は5.8%です。地価公示の住宅地123地点でも11位の上昇率でした。そのほか、幸地の西原-1は昨年㎡あたり9万7500円でしたが、今年は10万3000円となり上昇率は5.6%でした。そのほか翁長や与那城なども4%強の上昇で地価の上昇は顕著です。

 地価公示における西原町の商業地は1地点しかないのですが、その1地点は我謝に設定されています。昨年は㎡あたり10万円でしたが、今年は6%上昇の10万6000円となりました。住宅地と同様高い上昇率となっています。
 西原町は沖縄自動車道の新インター(仮称・幸地IC)の建設や道路の拡幅事業、また土地区画整理事業が進行中であり、町のいたるところで発展している状況がわかります。那覇市にも近いのに那覇市よりも地価は安いですから、人気が出てくるのもよくわかりますね。

不動産売買のタイミング File.17 西原町の不動産売買のタイミング

コロナでも変わらず安定的に上昇

 さて、平成18年以降の地価動向(沖縄県地価調査)を見てみると、西原町の住宅地地価は平成25年まで下落し続け、平成26年は横ばいとなりましたが、その翌年の平成27年以降は上昇を続けています。横ばいとなった平成26年が前年から0.1%減。平成27年は0.5%増と比較的わずかな変動であったことから、底値は平成25年から同27年くらいだったと考えられます。このときに買った人は安いときに買えたと言えそうです。逆にこの時期に売却した方は安売りしてしまったかもしれません。

 西原町の住宅地地価もコロナ禍の影響を受けましたが、隣接する北中城村などと同様にプラスの地価上昇を維持しており、比較的コンスタントに上昇してきたと言えます。ちなみにコロナ禍の令和3年は6.3%の上昇、令和4年も6.2%の上昇率でした。

好物件は早い者勝ちの様相売りは控えたい

 では、今住宅を買おうとしている人はどうでしょうか?
 平成27年以降の価格トレンドは上昇ということになります。上昇トレンドですから、やはり周辺市町村と同じようにほしい物件があるならば早めに手を打ったほうがよさそうです。しかも、西原町は前述のとおり、町が発展していることがわかりやすい状況にありますし、那覇市にも近いのに相対的な割安感があります。いい物件は早い者勝ちとなるでしょう。

 売る場合はどうでしょうか?
 もちろん地域にもよりますし、状況にもよりますが、現時点で西原町の物件を売却するのはもったいないような気がします。発展することは間違いないですし、急いで売却する必要がないのなら、売らない方が得策かと思うのですがどうでしょうか。
 沖縄市など中部へのアクセスも良好で、那覇市にも近く、立地条件としても良好な地域性を有していると思います。

 次回は与那原町の売買のタイミングのお話です。

不動産売買のタイミング File.17 西原町の不動産売買のタイミング

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