台風後にトラブルが多発!太陽光設備の稼働に欠かせないメンテナンスパックが好評
知識と経験が豊富な技術者による定期的な点検・メンテナンスは、設備が正常に稼働するためには必要不可欠
台風後に急増する太陽光発電設備の不具合に対応
およそ10年前、全国的に太陽光発電がブームになり、沖縄でも自家発電や売電などを目的に太陽光設備を導入する施設や家庭が急増しました。しかしここ数年、メーカーの保証期間が切れたり、日本から撤退する海外メーカーも出てきて、設備をめぐるトラブルが続出し問題となっています。
「実は毎日のように修理依頼や問い合わせがあります。当社以外で施工した設備では、購入した販売店で修理の対応をしてもらえなかったというお客さまが多いですね」と話すのは、株式会社宜野湾電設の仲村新吾専務取締役。
特に台風の後には設備の点検依頼が増え、「発電が止まっている」「パネルが外れ飛んでしまっている」というケースもあるのだとか。
「沖縄では塩害で架台やボルト・ナットなどにサビが出やすいのですが、架台が腐食すると強度が落ちてパネルが崩れたり、台風の際にパネルがはずれ飛ぶといった事故が起こります。サビはメーカー保証に入っておらず、サビが原因でパネルが外れても保証はされません。太陽光設備は定期的に点検し、メンテナンスすることが大切なのです」
また、停電した際には「非常用コンセントが使えない」といったトラブルも。
「イザという時にすぐ使えるよう、非常用電源は台風シーズン前の動作チェックをお勧めします」
プロが点検・整備するメンテナンスパック
修理依頼の中には、それまで気づかなかったけれど実は正常に発電していなかった、というケースもあるのだとか。売電目的で太陽光発電システムを導入している場合、例えば8kWの太陽光設備で1日発電しないだけで約1000円の損をしていることに。
パネルに影ができると、その部分に負荷がかかって故障したり、パネル内部に水分が入り込み腐食したりと発電量の低下につながるため、定期的な点検・メンテナンスは必要不可欠といえます。
「ところが、購入した販売店で点検やメンテナンスを受けておらず、不具合が起きてから困って当社に点検依頼をされる方が急増しています。当社は“太陽光発電設備の駆け込み寺”なんです(笑)」
そこで始めたのが『太陽光見守り隊』という太陽光設備のメンテナンスパック。月額1089円でパネルや架台、パワーコンディショナーなどの設備をチェックするほか、設備工事の不具合も確認。もちろん必要であれば復旧作業も行います。戸建てやマンションなどの住宅用から産業用、メガソーラーまで、ほとんどのメーカーを取り扱い、どんな修理やメンテナンスにもきめ細やかに対応しています。
太陽光発電のプロショップとしてこれまで500件の設備設置と県内でもトップクラスの施工実績を誇る同社。今年創業50周年を迎え、地域のお客さまとさらなる厚い信頼でつながっています。