コンパクトなのに大空間。使いやすいシンプルな間取りで開放感あふれる住まい

３ｍの天井高に加え、スキップフロアまで視線が抜けて広々。アイランドキッチン周りのスペースにもゆとりがあり、お子さんと一緒に料理を楽しめます

アマハジと花ブロックのヒンプンが印象的な外観

沖縄伝統建築の要素を取り入れたRC造の平屋

注文住宅から土地・建物の不動産売買まで、ワンストップサービスを提供する株式会社大成開発は、糸満市真壁に２棟の新築戸建てを完成させました。
「真壁は昔からの石垣が残る古い集落ということもあり、RC造でも周囲の景色になじむよう、雨端（アマハジ）や花ブロック、ヒンプンなど、沖縄の伝統建築の要素を取り入れています」と話すのは、同社設計部の上間美晴さん。
　約25坪の平屋は、図面で見るとほぼ正方形。その半分を占めるのは、約19帖のLDKです。
　１号地の室内に入った瞬間、思わず「広い！」と声が出てしまうほど。高い天井に加え、隣のスキップフロアまで仕切りがない大空間が広がり、実際のサイズよりもずっと広く感じます。
「LDKの天井は約３メートルの高さがあり、小さな家に開放感をつくり出しています」
　キッチンスペースは、ライトが仕込まれた折り下がり天井でさりげなくゾーニング。これがインテリアのアクセントにもなっています。
　アイランドキッチンの周りは十分なスペースがあり、冷蔵庫や棚を置いたとしても余裕で回遊できそうです。
「現在は２LDKですが、幼いお子さんがいる若いファミリーを想定して、お子さんの成長に応じて将来的には３LDKにもできるよう設計しています」と上間さんが言うように、約11帖のスキップフロアは、今は間仕切りのないオープンスペースですが、子どもが成長してからは２つの個室に分けられるよう窓やコンセントを配置しているほか、部屋の中央に壁を後付けするときのために床と天井が補強されているそうです。

外まで視線が抜けて開放感にあふれるスキップフロア。子ども部屋のほか、多目的に使うことができます

アイランドキッチンからは家全体を眺められ、家族の気配を感じることができます。パナソニック製の設備で家事も楽しく効率よく！

上質な設備と種類豊富な内装材で
イメージ通りの住まいに

　キッチンを始め、水回りの設備はすべてパナソニック製。洗練されたデザインと高い機能性で選ばれたそうですが、インテリアと見事に一体化して、上質な空間を演出しています。
「床材もパナソニック製を採用しています。注文住宅では、12種類の床材からお好きなものを選んでいただけます。また、壁のクロス材についても１０００種類の中から選ぶことができます」
　３号地では、そんなバリエーション豊富な内装材からセレクトされた実例を見ることができます。ビンテージを感じさせる板張り風の壁が印象的なLDKは、おしゃれなカフェのよう。主寝室の壁や天井にも個性的なカラーや柄があしらわれていて、２つとない空間に仕上がっています。
　これらの間取りや設備、内装材などは、５月14日（土）・15日（日）に開催されるオープンハウスで実際に見て触って確かめることができ、家づくりの大きな参考になりそうです。