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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

こんな家に住みたい

収納を考えた家づくり

収納を考えた家づくり

DATA
週刊かふう:2018年8月31日号より

1.自由に高さが調整できる可動棚は暮らしの変化にも対応可能。オープン棚は、本棚や飾り棚など用途が自由なのもポイント(松島デザイン/604号)

家の不満でよく聞くのが「片づかない」「収納がない」という声です。
すなわち生活スペースに収納スペースが足りないということ。
片づいた空間づくりには、ご家族に合わせた収納が欠かせませんから、見直す必要もありますね。
また、収納を考えることは生活スタイルや生活動線を考えることにつながります。
毎日快適に過ごせる住まいをかなえるためにも、賢い収納プランを考えてみましょう。

 

収納を考えた家づくり

間取りを決める時は「収納」の確保を

 新しく家を建てる際は、自分が希望する生活に合った間取りを考えることが大切です。「子育てしやすい」「二世帯で楽しく暮らす」「人とペットが快適に」など、あなたのご希望を実現できる住まいの間取りを考える。家族構成やライフスタイルに合わせ、空間をどのように活用するのかが悩みどころでもありますが、家を建てる時の最大の楽しみといっても良いのではないでしょうか。

 そうなると、後回しになりがちなのが収納スペースの確保です。間取り決めの際には、収納スペースもかなり重要なポイントになります。収納スペースが少ないと、「いつの間にかモノが散らばってしまう」「落ち着かなく居心地が悪い」と、かなり不便な生活になってしまいます。逆に「こんなに使わない」「多すぎる」と思うくらいがちょうどよいのかもしれませんが、広すぎるとその分物が増えすぎてしまったりすることも。

 一般的に、収納スペースは床面積の9%~12%と言われています。住宅の床面積の約1割前後と考え、そのスペースで管理できるモノの量をキープすることが理想かもしれません。

収納を考えた家づくり

家族で頻繁に使う場所だからベストな収納計画を

 収納で大事なことの一つが、どの空間にどんな収納をつくるか。寝室やリビング、キッチン、玄関など、日常で頻繁に使う空間でのスペース不足や使い勝手の悪さに悩んでいる人は多いようです。

 例えば、キッチンの収納。スペースがあるからと頭上に収納を作る人も多いですが、背の低い女性には使いづらく、結局使わないというケースもよくありますから、使う人の身長や過ごし方も考慮する必要があるでしょう。大切なのは収納の広さや多さだけでなく、取り出しやすさや使い勝手も考えること。また、暮らしの変化に合わせた長い目も必要になってくるでしょう。頻繁に使う場所だからこそ、希望通りになるような細かい計画が必要になってきます。

 このように玄関の内側は住む方の生活の鏡でもあるわけですから、常にきれいに、広く見える心掛けや工夫が必要になるでしょう。

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隠す収納と見せる収納

 収納と言うとモノをしまいこんで見えなくすることだと思い込んでいる人も多いようです。モノをすべて隠し生活感がまったくない部屋が「おしゃれ」といった時代もありましたが、住む人の生活がまったく見えない部屋は味気なく楽しくないですね。そこで、隠す収納と見せる収納をうまく使い分けることを提案します。

 収納には、しまい込む方法以外に、お気に入りのモノを飾って楽しむという方法もあります。自分のライフスタイルを表現するためにも見せる収納は重要なファクター。自分の感性を頼りに「好きなモノ」をディスプレーする。あなたの「好き」が、無意識のうちに住まいをコーディネートしてくれるはずです。


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