ボリュームの大きな空間に本物志向のインテリアを集めて 贅のある暮らしを愉しむ
- DATA
- 設 計: 株式会社屋島組一級建築士事務所
(担当:田場翔) - 敷地面積: 231.59㎡(約70.05坪)
- 建築面積: 135.37㎡(約40.94坪)
- 延床面積: 490.61㎡(約148.40坪)
- 用途地域: 第二種住居地域
- 構 造: 鉄筋コンクリート造ラーメン構造
- 完成時期:
- 建 築: 株式会社屋島組
(担当:與那嶺) - 電 気: 克電気工事株式会社
(担当:前田) - 水 道: 有限会社サンユウ設備
(担当:西平) - キッチン: パナソニックリビング九州株式会社
(担当:高良)
大通りに面した約70坪の敷地に職住一体型の4階建てのビルを建て、3階を住居スペースに充てました。
贅沢感のある家を目指し、建築でしかできないこと、建築後にアレンジできることを事前に切り分けてプランニング。例えば空間のボリューム感や開口計画などは前者にあたり、子どもが独立した後の夫婦2人の住宅のため、居室も水回りも収納もゆったりとレイアウト。天井も高めに設定しており、ビル自体の高さを周囲の建物と比べると、5階建てに匹敵します。そして
建築後はインテリアの選定に移り、床材や壁材、家具などはすべて、本物志向の施主が選んだアイテムをバランスよくコーディネート。素材そのものの魅力を引き立てながら、それぞれの空間における居心地のよさを追求しました。
2階オフィスとは完全に分離されていますが、4階とは内階段でつながっています。4階は孫たちが大勢の友だちを連れて、遊びに来たときを想定した造り。屋外には眺望テラスを設けて、大人も子どもも快適に過ごせる集いのフロアとしています。
東側道路から見た外観。公私のフロアを外壁で色分け。右手に見える標準的な4階建ての建物と比べるとボリューム感が分かる
4階はバレエや音楽の練習にも対応したホールのようなフロア。3階の生活機能のうち洗濯スペースだけは4階に置いている
4階眺望テラス。庇を深く取って風を呼び込み、直射日光を遮断。車通りの多い前面道路側とは対照的に閑静な市街地の眺めが広がる
設計・施工会社
株式会社 屋島組一級建築士事務所
TEL:098-867-5505 | https://yashima-gumi.net/
那覇市西2-16-3