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天然木材の ルーバーがおしゃれ。 素材にこだわった家

天然木材の ルーバーがおしゃれ。 素材にこだわった家

DATA
家族構成 :夫婦、子ども3人
所在地:浦添市
設計:山本雅紹建築設計事務所
敷地面積:256.09㎡(約77.47坪)
建築面積:98.59㎡(約29.82坪)
延床面積:281.60㎡(約85.18坪)
用途地域:第一種住居
構造 :鉄筋コンクリート造5階建て
完成時期:2019年3月
施工・建 築 :株式会社新洋 建設事業部(担当/玉村・島袋・金城)
電気設備:真実電設(担当/川満)
給排水設備:株式会社トップライン(担当/具志堅)

集合住宅の1階に美容室、最上階に自宅を構えて、職住近接で暮らすKさん。街の風景が一望できる開放的なリビングで家族だんらんのときを楽しまれています。

天然木材の ルーバーがおしゃれ。 素材にこだわった家

デザイン重視の家づくり

 実家から譲り受けた土地に4階建ての集合住宅を建てた美容師のKさん。建物の1階で美容室を営業し、4階が自宅です。
「親父が別にアパートを建てたときに、家づくりの流れは目にしていました。自分の場合は店舗も構えるので、デザイン重視でやってみようと思いました」とKさん。敷地は前後に高低差のある、通り沿いの角地です。数人の建築士にプランを出してもらったなかから、駐車スペースや店舗、賃貸の部屋などの配置が効率的で、「一番部屋数を多く、家も広くとってくれた」建築士への依頼を決めたそうです。また、「僕はちょっとおもしろい感じ、あまりないようなのが好き」というKさんの好みにもあっていたそうです。

天然木材の ルーバーがおしゃれ。 素材にこだわった家

 間取りはLDKに水回り、寝室と子ども室、それにアクセサリーデザイナーの奥さまの仕事部屋を希望。3人の子どもたちの部屋は「こもらないように、なるべく小さく」することにして、将来的には、簡単な改築で、一部屋として使うことも考えています。
 間取りに関しては最初のプランから大きな変更はなかったそうですが、外観は様々な案を踏まえ決定することに。「西海岸の建物の写真からイメージを膨らませた感じです。全体にアコヤ材のルーバーで覆っていますが、コスト的なこともあって、アルミも検討しました。建築士のこだわりもあって、最終的にアコヤ材に戻りましたが、仕上がりに満足しています」とKさん。アコヤ材は、アセチル化処理という方法で、防腐性能を高めた天然木材です。

天然木材の ルーバーがおしゃれ。 素材にこだわった家

バルコニーでバーベキューを

 木ルーバーの外観が印象的なKさんの家。街並みに溶け込みつつ、さりげない存在感を見せています。大通りに面した1階に美容室と貸店舗があり、4階の住宅への出入口は建物横の坂道に面したところにあります。広々とした吹き抜けのエントランスからエレベーターで4階へ。
 玄関から正面左側にLDKが広がり、リビングの外には広々としたバルコニーが続きます。「僕ら、みんなバーベキューが好きなので、バルコニーは広めにお願いしました」とKさん。バルコニー側のルーバーは、街の風景が楽しめるように、都市を切り取るようにデザインされています。このルーバーの隙間と四角い空間が見せる風景が、Kさんはとても気に入っているそうです。

天然木材の ルーバーがおしゃれ。 素材にこだわった家

 吹き抜けのリビングは明るく開放的で、スリット窓や高窓、天窓など、さまざまなスタイルの窓を配し、自然光をほどよく取り入れる工夫がされています。
「賃貸のキッチンは小さかったので、大きいキッチンに憧れていました。部屋の中央にあると片付けが大変そうだし、隅の方で、でもみんなと繫がれるような場所に作ってほしいとお願いしました」と奥さま。ダイニングと対面するかたちで置かれたキッチンは、バルコニーや水回りとの行き来もスムーズです。
 建材に関しては建築士のセンスを信頼し、ほとんどお任せしたそうです。白い吹き付けの壁や、青のモールティック仕上げの洗面台、レトロ調のタイルで仕上げた浴槽など、全体に海のイメージでまとめられています。
 あまり内部は作り込まず、また、家具も「なるべく増やしたくない」ことから、暮らし始めてから、テレビ台やトイレの棚など、DIYで自分たち仕様に整えているそうで、それもまた楽しそうです。

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