中庭から光と風を呼び込み家族の気配も同時に伝える スタイリッシュな箱型の家
- DATA
- 設 計: 株式会社RSDesign
- 敷地面積: 279.56㎡(約84.57坪)
- 建築面積: 59.86㎡(約18.11坪)
- 延床面積: 109.3㎡(約33.06坪)
- 用途地域: 第一種中高層住居専用地域
- 構 造: 木造軸組工法
- 完成時期: 2018年2月
- 建 築: 株式会社RSDesign
- 電 気: 株式会社RSDesign
- 水 道: 株式会社RSDesign
- キッチン: 株式会社RSDesign
通りから見た外観は、真四角の箱の一面に小窓が並んだクールな面持ちですが、玄関を上がると印象が一変。家中に光と風が巡る開放的な空間が現れます。外と内でギャップを生み出す最大の仕掛けは、家の中央に置かれた中庭スペース。1、2階のすべての居室が中庭を囲んでレイアウトされ、十分な採光・換気が得られるように設計されています。また中庭はオープンエアーになっているため視線が縦横によく通り、どこにいても家族の気配を感じながらのびのびと生活できます。
これは規格住宅ブランド「ZERO-CUBE」の「回-KAI-」と名付けられた商品シリーズ。一般的な規格住宅と異なり、外装材やクロス、床材などを自分好みにカスタマイズできる点が大きなポイントです。今回の住宅でも、内装は白でまとめつつ、外壁には木目コンクリート調のデザインを選んでいます。
回遊性のある動線は、家事効率の面でもメリット多数。収納も豊富に備え、2階バルコニーやウオークインクローゼットをはじめ、暮らしの余白を受け入れるバッファ的なスペースが随所に設けられています。
キューブ形のファサード。外部の視線を完全にシャットアウトしたコートハウスのため、周囲に建物が並ぶ密集地では特に有効
白で統一した空間に、ウッディ調のキッチンやソファが映える。限られた面積を有効に使うために、テレビ台は設けず壁掛けにLDKと中庭は大開口を介して連続。中庭に植栽を飾ったり、BBQをしたり、室内外を一体的に使うことで開放感が一段と高まる
2階バルコニー。背の高い外壁でプライバシーが守られているため、普段は物干し場として活用。階段やホールへ明るさを補う役割も果たしている
設計・施工会社
株式会社アール・スタイル
TEL:098-894-9798 | https://www.r-style-home.jp/
糸満市武富228-K