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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

周辺環境や間取りの構成上、風の入り口と出口を対面に設けるのが困難なケースでは、今回のＴさん宅のように坪庭を生かす方法があります。Ｔさん宅では玄関ホールとダイニングの間に坪庭があり、あらゆる方向からの風を受け止めて屋外へ逃がす、主に風の出口の役割を果たしています。差し込む光の強度も刻々と変わって屋外の雰囲気が感じられ、家の内外を緩やかにつなぐ効果もあります。