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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

夏の暑い時期に窓を開けつつ室内を快適に保つには、建物の外部で日射を遮るとともに、侵入した熱をいち早く逃がすことがポイントです。古民家でよく見られる深い庇に覆われた「雨端」は、遮熱と通風を同時に行える効率的な仕組みであり、Ｙさん宅ではリビング南面のデッキ空間でこれを再現。室内には間仕切りをあまり設けず、暖かい空気は上方に移動するという自然則と、南から北へ流れる季節風の特性を利用して、自然の力だけで排熱できるように設計されています。