あなたの夢を暮らしを応援する
住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

飛翔体のようなＫさん宅の外観デザインには、景観としての意味合いも含まれています。敷地外周を取り巻く周辺道路は登下校の時間になると子どもたちの姿が増え、歩きながら見上げると、ファサードだけではなく建物の側面・背面も視界に入ります。設計の省力化を図るなら、凹凸のない単純な箱型のフォルムにすることもできましたが、「道行く人にもかっこいいと思ってほしい。魅力ある建築物として、一人でも多くの子どもたちの記憶にとどめたい」との思いを込め、あえて垂直・水平のラインを強調した造形を考案しました。