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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

家づくりのヒント

いつまでも愛される寛容な空間をつくるために。 乾坤一擲(けんこんいってき)のプランの舞台裏

いつまでも愛される寛容な空間をつくるために。 乾坤一擲(けんこんいってき)のプランの舞台裏

DATA
会社:松島デザイン事務所

松島デザイン事務所では依頼主に対し、常に「渾身(こんしん)の一案」といえるプランを提示しています。要望の本質を形にすべく熟慮を重ね、スタッフ間でも繰り返し議論を交わします。建築中も同じ姿勢を貫き、品質・工程管理を妥協せずに徹底。相手がある中で信念を通すには、時に「厳しさ」を伴いますが、それは「真剣さ」の度合いの裏返しであり、ある意味で情に敏感であるがゆえの葛藤ともいえます。こうした生みの苦しみは毎回避けて通れないものの、真剣に打ち込んだ熱量が空間のひだとなって表出し、Sさん宅のような懐深い住宅を生み出しているのかもしれません。

設計・施工会社

中城村字南上原817 南上原ハイツ(B棟)

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