ゆとりのち晴れのお片づけ 第6章
週刊かふう2019年9月13日発行号に掲載された内容です。
第6章 家族の人数に合ったモノの適正量を知る
みなさん、こんにちは。もりかどあゆみです。
暦の上ではもう秋ですが、まだまだ暑い日が続いている沖縄。夏バテなどしていませんか? 熱中症は室内でも起こります。片づけスイッチが入ると時間を忘れて夢中になりがちですが、休憩を挟みながら小まめな水分補給を心がけてくださいね。
さて前回の宿題【本・雑誌】の片づけは進みましたか? みなさんの本棚にはどんな本達が並んでいましたか?
片づけが苦手な方ほど、片づけに関する本や「収納術!!」と大きく表紙に書かれている雑誌をたくさん持っています。過去、私がお片付けサポートをさせていただいたお客様も、片づけに関する本や雑誌をたくさん持っていました。
もちろん収納本を買ったからと言って部屋が片づくわけではありません。行動に移さなければ意味がないのです。
7年前、メンタル不全に陥り、引きこもり専業主婦時代の私の本棚には、自己啓発系の本がたくさんありました。本を整理して行く中で気づいたことは、どの本も似たような事ばかり書いてあるということ。そして、結局行動に移さない限り現状は変わらないという答えにたどり着きました。
そこから私は本を読みあさるのを止め、本に書いてあることで今の私にできる小さな事から始めました。そして小さな「できた!!」を積み重ねていく中で、それが自分の中で大きな自信へと繋がって行きました。
あなたが持っている本たちは、あなたに何を教えてくれていますか?
モノと向き合うことは、自分自身と向き合うことでもあります。お片づけで《自分と向き合う時間》を楽しんでみて下さい♪
さて、次回の宿題は【日用品】です。
家の中にあるほとんどが日用品(タオル・食器・調理器具・爪切り・耳かき・文房具・玩具・洗剤など)だらけ。スペースごとに、水回り・キッチン・リビングなどスペースごとに、片づけるスケジュールを立て進めて行きましょう。
片づかない家に共通していることは、モノの量が多すぎる!! ということ。家族の人数に合ったモノの量(適正量)を知ることが大切になります。
適正量 = 家族の人数 × 1.5
ライフステージが変わって、子育てが終わり、子ども達が自立した後のモノの量を見直さない方がとても多いです。
この機会に、現在暮らしている家族の人数に合ったモノの量かどうかということを確認してみてください。
手放す勇気をあなたに。ではまた来月お会いしましょう。