ゆとりのち晴れのお片づけ 第2章
週刊かふう2019年5月17日発行号に掲載された内容です。
第2章 お片づけに必要な3つのステップ
皆さん、改めましてこのコラムを書いております、もりかどあゆみです。
コラムの2回目はいよいよ実践編をお伝えしたいと思います。
と、その前に前回の宿題を覚えていますか?
「みなさんは何のために片づけをしますか?」という問いかけ。自分自身に問いかけてみましたか?
「モノが多いと落ち着かないから」「人を家に招きたいから」「新しい家族が増えるから」「彼氏が欲しいから」「老後をシンプルに暮らしたいから」など理由は人それぞれだと思います。
大切なことは、その『片づける目的』を忘れないことです。
片づけは、モノ持ちさんほど時間も体力も使います。もちろん、その労力には大変なものがあるでしょう。しかし、人は忘れる生き物でもあるのです。ある調査によると人は20分後には42%、1時間後には66%、1週間後には77%のことを忘れるというデータもあります。
目的を忘れないためも、理想の部屋の写真を部屋に飾ったり、手帳に書き出したりして意識付けを心がけてくださいね。
途中で片づけを投げ出したくなったときには、また原点に返る。そしてまた進む!! 片づけはその繰り返しなのです。ダイエットにも似ていますね♫
さて、今日は片づけの基本ステップについてお伝えします。
片づけの基本ステップは、
①出す
②分ける
③しまう
です。
そして判断する時間は3秒!! 迷うものって結局使ってなかったり、気に入ってないものだったりします。
まずは3秒で判断する訓練をしましょう。3秒でどうしても判断できないモノはとりあえず保留ボックスへIN(段ボールや衣装ケースなど事前に用意しておく)。
迷う時間を無くし、作業を進めることを優先するためです。
とはいっても保留ボックスを増やし続けるのもNG!!
保留ボックスには、使用期限年月日(今日から1年先の日付)を書いておくと手放しやすくなるのでオススメです。
さぁ、今回の宿題は家の顔とも呼ばれる玄関の片づけです。
片づけの基本ステップを元に、取り組んでみてくださいね。
モノを手放すときは、「今までありがとうございました」という感謝の言葉を添えることをお忘れなく♡